多くの場合、ずる賢い人は真の正体を隠しています。そのため、見かけだけで判断して安心していると、気がついた時には犠牲者になってしまっていることも・・。

今回は、そのような「ずる賢い人」を見分けるべく、ずる賢い人の特徴や共通点を解説していきたいと思います。

1.人を利用するのが上手い

ずる賢い人は、とにかく人を利用するのが得意です。巧みな方法で相手をその気にして、自分の利益のために相手の好意を利用します。

自分が得するためなら相手に損害が及んだり、傷つくことも気にしません。利用する人間のことを何とも思わないのも特徴の一つです。感情に左右されないからこそ、人を損得勘定だけで上手く利用できるのです。

またずる賢い人は、上司などに聞きづらい質問や他者に直接言いにくいことなどを他人に押し付けるのも特徴です。自分が損することは人に任せる腹黒い一面も持っています。

もし、あなたの周りに、「あの人はちょっとずる賢いかも・・」と思い当たる人がいるなら、その人にうまく利用されないように注意しましょう。自分が嫌だと感じることをお願いされても、はっきり「できない!」と答えることが大切ですよ。

2.相手によって態度が変わる

相手によって態度が変わる人の中には、ずる賢い人が多いようです。

例えば、機嫌をとっておくと後で自分の得になるような相手の前では、ものすごく腰が低いです。しかし、自分の成功などに関係のない人や目下の人、レストランの店員などには、ものすごく態度が悪く敬意が全くありません。

このように他者への態度を自分の損得基準で変える人は、自分のことしか考えていないずる賢い性格だと言えるでしょう。

あなたの周りには、相手によって態度が180度変わる人はいませんか?もしいるなら要注意です。ずる賢い人の偽りの態度や敬意に騙されて、うまく利用されないようにしましょう。

3.人が見てないところでは手を抜く

上司や同僚が周りにいる時はものすごく真面目ぶるのに、見られてないところでは仕事が雑で何に対しても手を抜く・・。そんな人、時々いますよね。そのような人もずる賢く、うまく世の中を渡り歩いている人が多いです。

人が見ていないところで手を抜いてしまう・・。誰だって経験したことがあると思います。これだけでは、ずる賢い人間ではありません。(自分に甘いとは言えますが・・)

ずる賢い人間は、『自分を評価する立場にある人』が見ていないところで手を抜く傾向があります。

数人のグループでプロジェクトに取り組んでいる時などに、上司や教授の前では熱心に振舞うのに評価する人間がいなくなると他人に押し付ける・・。これは典型的なずる賢い人の特徴と言えるでしょう。