共依存恋愛という言葉を聞いたことはありますか?依存症にも様々なものがありますが、共依存症とは相手に必要とされることで自分の存在価値を見出しているような関係です。そしてどちらか一方ではなく、共に依存している関係なのです。

共依存恋愛をしてしまうと、失った時の不安や思い通りにいかなかった時の苛立ちに毎日悩まされてしまうでしょう。

そこで今回は共依存恋愛の特徴と克服法を紹介していきます。思い当たる人は是非チェックしてみてください。

共依存恋愛の8つの特徴

まずは共依存恋愛の特徴についてみていきましょう。

1.愛されていることを実感したい

共依存恋愛をしてしまう人は、小さい頃から誰かに愛された記憶のない人なのかもしれません。実際は愛されていても、自分にはその実感がないまま育ってしまったのです。

恋人ができても、自分が愛されているのか実感がなく、常に不安になってしまいます。そのため、自分が愛されているという実感をするために、相手を試すようなことを言ったり、試すような行動をしてしまうのです。

わざと「もう別れたい!」と告げてみたり、相手の気を引くために異性と仲良くしたりします。そうして相手を怒らせることで、自分の存在意義を確認するのです。

2.何事にも自分に自信がない

自分に自信がある人は、何に依存せずとも一人で生きていけます。自分の考えや行動に自信を持っているので、人に頼る必要も依存する必要もないのです。

しかし、自分を必要以上に過少評価し、自信を持てずにいる人は、人に依存することでしか安心することができないのです。人の意見に乗っかり、人と一緒に行動する。相手の夢を自分の夢のように感じることで、少し自信が持てるのです。

自分の自信のなさを相手にゆだねてしまう人は共依存恋愛に陥るでしょう。

3.とにかく何でもやってあげたい

共依存恋愛の関係とは母子の関係であると言われています。お母さんは何もできない赤ちゃんに、自分がお世話することで母親としての存在意義を確認します。そして赤ちゃんは泣くだけでお世話してくれることに、母親からの無条件の愛を感じるのです。

そんな母子の関係が恋人の中で成立してしまっているのです。彼女が何もできない彼のお世話をすることで、彼女としての存在意義を確認できるのです。そして彼は喜んでお世話してくれる彼女に愛を感じるのです。

しかし、このような関係は周囲から見るとゆがんだものですね。必要以上に何でもやってしまうことは、人をダメにしてしまうでしょう。共依存恋愛だからこそ成り立つ関係なのです。

4.少し連絡がないと不安でいっぱいになる

共依存恋愛をしていると、常に携帯を手放せない状態になるでしょう。相手からの連絡が気になって仕方ないのです。10分前にLINEした。5分後に既読になった。でも返信がない。こんな状態にでもなれば、もう大変です。