あまり親しくない人と、何を話せばいいのかわからなくて、一緒にいるのが気まずい・・。そんなことってよくありますよね。どんな人とでも打ち解けて話せたほうが、何かと人間関係はうまくいくものです。人の心を開いて親しくなるためには、一体どうすればいいのでしょうか?

そこで今回は上手に人の心を開く方法を紹介します。

1.相手に興味を持つ

人に好かれるためには、まず相手を好きになることが大切です。とは言っても、知り合ったばかりの相手だと、なかなか難しいですよね。会話も弾まなかったりすると、さらに焦ってしまうかと思います。

そういう時に必要なのは、いきなり信頼関係を築こうとするよりも、まずは相手に興味を持とうとすること。人は誰でも、内心「自分に興味を持ってもらいたい!」と思っています。そして色々と質問してみることで相手の意外な一面を知り、会話が弾むのです。

2.自分の個人的な情報を話す

人と仲良くなるためには、相手のことをよく知ることが大切です。とは言っても、個人的な情報を引き出そうと根掘り葉掘り聞いてしまうと、逆に不審がられてしまいます。聞き上手になるのは大切ですが、一方的に相手のことばかり尋ねるのは失礼にあたるのです。

そこで、まず大切なのはあなたから自分について話すこと。例えば、誰かに出身地を聞く時は、「ご出身はどちらですか?私は○○県なんです」なんて自分のことも言えるといいですね。

またその際に、「私の地元は××が名産なんです。○○さんは、お好きですか?私な実は食べ過ぎて、逆に嫌いになってしまって・・」なんてエピソードが挟めると良いですね。ごく個人的な話をすることで、相手があなたに親しみを覚えることに繋がります。

人は誰でも、最初は「この人ってどんな人なんだろう?」と不安になるもの。そこで、あなたが自分のことを積極的に話すと、相手を安心させてあげられますよ。

3.自然な笑顔で接する

人の心を開くには、笑顔で接することが大切です。だけど、顔に貼り付けたような愛想笑いはNGです。本当に笑っているかどうかは、案外相手にすぐバレてしまうもの。こわばった笑顔では、逆に相手に「この人は何を考えてるかわからなくて怖い・・」と思われてしまいます。

ですので、最初から無理に笑顔を作ろうとしなくていいのです。口角を軽くあげる程度で、相手を怖がらせない柔らかな表情を作りましょう。そして本当に楽しかったり面白く感じた時に、自然な笑顔を見せてください。

自然な笑顔を作るためには、まず「相手を楽しませてあげたい」「この人といると楽しい」と思いながら接することです。また、朝外出する際に、鏡の前で笑顔のチェックをするとより効果的です。表情に自信がつけば、さらに美しく笑顔が作れるはずですよ。

4.社交辞令や嘘はやめる

人に好かれたいからと言って、思ってもいないのに相手を褒めたりするのは良くありません。誰だってある程度大人になれば、「この人は嘘をついている」となんとなくわかってしまうものです。

社交辞令を使うことによって、相手を喜ばせて心を開く・・。厳しい言い方ですが、この態度はある意味相手を舐めているとも言えます。お世辞を言う人は、表面的な言葉で相手を騙すことができると思っているのです。

やはり人間関係に大切なのは誠実さ。「人の心を開きたい!」と思う時も、「この人と仲良くなっておけば、後で自分が得をする」なんて下心が透けて見えると逆に嫌われます。純粋な気持ちで人に接して、できれば社交辞令や嘘は使わないようにしましょう。