最近若者の間に増えているという自己完結型人間。「もしかして、私もそうかもしれない・・」と心当たりはありませんか?人間関係が苦手で、職場や学校でも浮きがちな自己完結型人間。もしその自覚があるのなら、早めに改善した方が良さそうです。

今回はそんな自己完結型人間の特徴を紹介していきます。

1.被害妄想が強い

自己完結型人間は、1人で勝手にあれこれ考えて、相手の気持ちを決めつけてしまう悪い癖があります。

例えば、彼氏が体調を崩して連絡できなかった時など、「大丈夫かな?」と心配するのではなく、「連絡がこないということは、私に飽きてしまったのかも。もしかして別れたいの?」「連絡をしないで、自然消滅させようとしてるの?そんな逃げ方許せない!」と勝手に考えてしまうんですね。

とにかく思い込みが激しいので、「いや、体調が悪いのかも」「まさか携帯なくしたの?」なんていろんな可能性を考える余地がないのです。そして相手のことを思いやる余裕もないので、自分が納得するまで相手のことを責めてしまうのです。

2.相手に自分の考えを押し付けてしまう

自己完結型人間は、良くも悪くも自分の考え方に絶対的な自信を持っています。ですので、「私の考え方が一番正しい!」と独りよがりになってしまうことも多いんですね。そしてさらに、それを他人に押し付けようとします。

普通なら、「価値観は人それぞれ。あまり口出ししないでおこう」と思うところも、自己完結型人間は口を出さずにはいられません。「あのやり方じゃ失敗するに決まってる!私が言って直させないと」と使命感すら感じてしまうのです。

そのため、言うことを聞かなかった人間に対しては、「どうしてアドバイスを聞かないの?あなたのためを思って言ったのに!」とかなり押し付けがましいことを言ってしまいます。そして相手が不愉快に思っていることにも気がつかないのです。

3.友達が少ない

良い人間関係を築くためには、コミュニケーション能力が不可欠です。コミュニケーションとは具体的に、お互いを知ろうとし理解し合うこと。それは自己完結型人間が一番苦手とするところです。

他人に興味を持とうとしないし、わかり合おうともしない。それなのに妙に我が強い・・。そんな自己完結型人間は、周りの人間を戸惑わせます。

だけど、自己完結型人間は「私が何か悪いことをしたのかな?」と反省することがありません。そのため態度が改善することはなく、自然と人が離れていってしまうのです。

4.会話が一方的

自己完結型人間は、自分1人の世界に浸っていることが多いです。誰かが話しかけてくれても、心ここに在らずでなんだか上の空・・。その結果、職場や学校では「不思議な人」扱いをされることも多いです。

また、自己完結型人間は、基本的に人のことに興味がありません。相手の気持ちも思いやらず、話したいことを話したい時に話す、自由すぎるところがあります。その結果、会話が一方的で言葉のキャッチボールが成り立たないことも多いです。

会話のキャッチボールができない人はもれなく嫌われます。それなのに自己完結型人間としては、なぜ嫌われているかが自覚できず、空気を読まずに自分の事ばかり話してしまう・・。その結果、どんどん人が離れていきます。