あまり自分のことを話そうとしない秘密主義の人がいます。親しい人が秘密主義だと、なんでも隠されているような気がして、「信用されていないのかな?」と悲しくなってしまう人もいるでしょう。

しかし、そんな心配は必要ありません。秘密主義な人には、そうしてしまう心理があるのです。そこで今回は秘密主義な人の心理と性格の特徴を紹介していきます。

秘密主義な人の5つの心理

まずはどうして秘密主義でいるのか?人には理解されにくい、その隠された心理を紹介していきます。

1.自分のことを知られるのが恥ずかしい

自分のことを話さずに秘密主義になってしまう心理には、自分への自信のなさがあります。自分のことを隠さず話すというのは、自分自身を知ってもらうことです。しかし、自分自身を知ってもらうことが恥ずかしいのです。

時にはコンプレックスや傷ついた話もあるでしょう。そんな話を人にすることが恥ずかしくて仕方ないのです。話すことでどう思われるか気になり、人から軽蔑されることも恐れているのかもしれません。

「自分はこういう人間だ」と自信を持っていえるところがないために、それを自分の心の中に隠そうとし、結果的に秘密主義な人になってしまうのです。

2.あまり詮索されたくない

一つのことを話すと、聞いた人は自然と頭の中でそれを分析します。そして分析しているうちに、もっと知りたいという思いから詮索をしてしまうようになるのです。

これは親しい人であれば、お互いを詮索するのも当たり前ですね。詮索とは相手に興味がある証拠なのです。もっと知って、もっと理解したいと思うからです。しかし中には、その詮索される行為を嫌う人もいます。

あまり自分に踏み込んできてほしくないのです。深い関係になり、詮索しあうことを嫌うのです。自分のことを分析されることも嫌で仕方ありません。そのため自分の情報を漏らさず、浅い関係でいようと努めてしまうのです。

3.人のことが信用できない

自分の秘密を話す時、それは相手を信用しているということが第一の条件です。

  • 好きな人ができた時
  • 恋人ができた時
  • 仕事の愚痴がある時
  • 自分の悩みがある時

その全てが信用している相手だからこそ、話せる内容です。信用していなければ、そんな話はできないでしょう。

秘密主義な人は、人に対して不信感があるのかもしれません。もしくは、あなたが秘密主義と思っている人は、あなたのことを信用していないのかもしれません。