その心理は一言でいうと「甘え」です。自分に甘い心理が交際中の彼女にお金を無心するという行動を起こさせるのです。

そんな甘い心理を持った彼氏にお金を貸せば、彼氏はますます甘えてきます。そして、それを繰り返せば、どんどん依存体質になって行くに違いありません。最終的に彼氏は女性に頼らないと生きていけない男になってしまうでしょう。

もし、あなたが彼氏を愛しているなら、そんな事態は絶対に避けたいですよね。それなら最初が肝心です。彼氏の甘えをびしっと断り、諭すことをおすすめします。

4.彼氏を尊敬できなくなる

もし、彼氏がそんな情けない体質の男になったら、あなたはどう感じるでしょう。「とても、尊敬できない」と思うに違いありません。恋愛関係にはお互いのリスペクトが不可欠です。特に女性は尊敬できる男性を彼氏にしたいと思うものです。

その彼氏が金銭的依存体質になって尊敬できなくなれば、そこで恋愛は終わります。

今あなたが彼氏にお金を無心されて、「どうしようか・・」と迷っているということは、もちろん彼氏に恋愛感情を抱いていて、できればこの関係を継続したいと思うからですよね。

お金を貸してしまうと恋愛関係の継続がむずかしくなるリスクがあるのです。あなたの気持ちが変わらないためにも、お金を貸すべきではありません。

5.ハプニング的な別れにつながりかねない

最初にお話ししたとおり、二人の頭の中には常に貸し借りしたお金のことがあります。借りた彼氏の方はすっかり忘れている・・ということもありえますが、貸したあなたは忘れないものです。

普段はそのことを口に出さないようにする女性が多いでしょう。しかし、何かの折、例えばケンカをしたときなどに売り言葉に買い言葉で「貸したお金」のことを口にするケースが大変多いのです。

これは彼氏にとって一番痛いポイント、一番触れてほしくない話題に違いありません。それを持ち出されれば、彼氏は当然感情的になり、さらに反撃してくるでしょう。それがエスカレートすれば、待っているのは「サヨナラ」です。

喧嘩の原因が些細なものなら、ふつうはそこまでは行かないでしょう。けれど、お金の話が出てくると簡単にハプニング的な別れにつながってしまうのです。

6.返済されるまで別れたくても別れられないケースも

逆に「お金を貸したために、彼氏と別れたくても別れられない・・」という事態も想定されます。

何か別の理由で彼氏と別れたいと思ったとしましょう。しかし、その時点で彼氏に貸したお金を返してもらえていないと、なかなか簡単に別れを切り出せないものです。「別れてしまったら、あのお金は戻ってこないかも・・」という不安があるからですね。

お金の貸し借りさえしていなければ、そのように二の足を踏む必要はまったくありません。別れたくなったら、「さよなら」と言えばいいだけのことです。