結婚していても旦那以外の男性に心が揺らいでしまうこともあるかもしれません。しかし、普通は理性を保ち不倫することなどありません。

「一回だけなら・・」と火遊びをしてしまうと一生後悔しますよ。もし子供がそのことを知ったら・・。

そこで今回は母親が不倫しているのを知ったときの子供の気持ちを6つ紹介します。これを読めば不倫を思いとどまることができますよ。

1.「女である母」に嫌悪感を抱く

子どもにとって母親はあくまでも親であり、女として認識していません。子どもにとってお母さんは穢れのない存在であり、聖母のイメージを持つ子どもも少なくないでしょう。

ところが母親の不倫を知った瞬間、子どもはお母さんが1人の女であったことを認識します。すると、それまでのイメージが崩れて穢れた存在に感じられるのです。

母親本人にとっては、自分が1人の女であることは当たり前のことです。だからこそ、夫以外の男と男女の関係を持つわけです。しかし、子どもにしてみるとそれはまさに青天の霹靂。まったく想定外の出来事ですから大きなショックを受けます。そして聖なる存在だった母親が180度違う穢れた存在に見えて、強く嫌悪するようになるわけです。

これが父親の場合は、そこまでの嫌悪感は抱きません。というのも、父親にはもともと聖なる存在というイメージが希薄だからです。

2.自己嫌悪を抱く

母親の不倫を知った子供が抱く嫌悪感は、もう1種類あります。それは自己嫌悪です。というと、「母親の不倫は子供が原因ではないのに、どうして子供が自己嫌悪になるのか?」と思われる方も多いでしょう。

その通りです。子どもは自分に不倫の原因があると考えて自分を嫌悪するのではありません。実の母親が不倫した場合、「パートナーがありながら、違う男と肉体関係を持った女の穢れた血が自分にも流れている」と思って自己嫌悪するのです。

これは特に女の子が強く抱く感情ですが、男の子でも同じように自分の体の中に流れる穢れた血を感じて、自分を嫌悪してしまうケースが少なくありません。特にセンシティブで潔癖症の傾向がある子どもは、その嫌悪感は激しく強いものになります。そのため、自分の存在が許せなくなり、自傷行為に及ぶというケースもあるのです。

3.父親への裏切りが許せない

子どもにとって母親も大切ですが、父親も同じように大切な存在です。母親の不倫は、そんな大切な父親への裏切り行為ですから、子どもは当然「許せない」と感じます。こう考えるのは、父親との関係が良好な子どもばかりではありません。

普段はあまり父親とのコミュニケーションを取らないような子どもや父親との関係が良くない子どもでも、心の底では父親を慕って愛しています。そのため母親の不倫を知れば、父親の側に立って「お母さんは許せない!」と思うようになるのです。

母親自身は、自分の不倫行為について「夫への裏切り」という自覚はあっても、子どもがその裏切りに対してどのような感情を抱くかまでは深く考えません。しかし、このように父親への裏切り行為に対して、厳しい目を母親に向けるのが子どもというものなのです。

4.自分が望まれて生まれてきた子なのか不安になる

自分の存在そのものに不安を感じる子供も少なくありません。これまで紹介してきた2つの嫌悪感よりも自分の存在そのもに関する感情ですから、より深刻で重大と言っていいでしょう。