3.世話係に徹する
大きな宴会でなく普通の飲み会の場合は、幹事役がいないことがほとんどです。そうしたケースでは「世話係」になるという方法があります。
ひとりぼっちになる人は、口下手で人と話すことが苦手な傾向があります。苦手な会話を無理にしようとしても、なかなかうまく行かないでしょう。
ですから、会話する代わりに人に気配りしていろいろ世話を焼くのです。ポイントは他の人を幅広く観察すること。隣りや向かいの席の人だけでは足りません。少し離れた席の人の様子も観察しましょう。
そして飲んでいるグラスが空になりかけたら「お代わり、もらいましょうか?」と声をかけてみましょう。そこにその人とのやり取りが生まれますから、その時間はぼっちにはならないわけです。
- 空いたお皿をテーブルの隅に異動させる
- 小皿を取ってあげる
とにかく細かい仕事をできるだけたくさん行うことで、人との関わりを作るのです。そのうちに誰かが話しかけてくれますよ。
4.ぼっちの人に話しかける
ぼっち対策の一つに、「ぼっちの人に話しかける」という方法があります。
あなたのように宴会が苦手で会話に入って行けず、結果としてひとりぼっちになってしまうという人が他にもいるのではないでしょうか。そういう人がいたら、積極的に話しかけてみましょう。
その人はぼっちでいることに精神的な辛さを感じているに違いありません。そんなタイミングで人から話しかけられれば、「助かった」という思いで喜んで話しに応じてくれるはずです。
話しかけるきっかけとしては「飲んでますか?」というひとことが自然でしょう。その後の話題はなんでもかまいませんが、見つからないようなら、その店の料理を話題にしてみましょう。
それまでにあなたが食べた料理でおいしかったものをすすめたり、好物や苦手な食べ物のことを話すと会話が成立するものです。他にも、周りの盛り上がっている人を「○○さん、だいぶ酔ってますね。そういえば、○○さんって・・」と話題にするのも効果的です。
5.興味のない話には質問とオウム返しで対応
周りの人が自分の興味のない話で盛り上がっているために、そこに入って行けずにぼっちになってしまうケースもあるでしょう。その場合は「質問」と「オウム返し」で話に参加するという方法があります。
まずは他の人がしている話にしっかり耳を傾けましょう。そして、その中から「聞いてみたいこと」を見つけるのです。飲み会での話題ですから、そんなに難解な内容ではないはず。話をよく聞いてさえいれば質問が思い浮かぶはずです。
質問をすれば、それに対する答えが返ってきますから会話が成立します。あなたも会話の中に入っていくことができるのです。