4.いざという時に備えて「子供の預け先」を確保すること

子持ちの女性が離婚する前に確保しておきたいのは、離婚後いざという時に備えて子供の預け先を確保しておくということです。母親に何かあった時、子供が独りぼっちにならないように預けることができる場所を確保していなければ、大変な事態になる可能性がありますからね。

例えば小さい子供がいる場合、母親が働くためには保育園に入園しないと就職すること自体が難しくなります。また、子供が病気になった時にも預けられる病児保育を行っている施設を見つけておく必要もあるでしょう。

逆に母親が体調を崩した時にどうするか、そのことも考えておきましょう。身内に頼れない場合、ベビーシッターを依頼したりして子供の世話をちゃんと行うことができるようにしなくてはなりません。

いざ都合が悪くなってから探そうとしても、間に合わない場合もあります。離婚前から子供の預け先について、ちゃんと考えておきましょう。

5.子供に必要な「保険証」を持っていくこと

子連れ離婚をする場合、絶対に持っていかなくてはならないのが保険証です。万が一体調を崩した時、保険証がなければ病院に行くのが難しくなります。

子供は普通の状態でも体調を崩すことはよくあります。離婚する時には、子ども自身にもストレスがかかっているはずですから、体調不良などを起こした時にバタバタしないように、ちゃんと保険証を持ち出すようにしましょう。

保険証と合わせて、子供に関する書類をきちんと整理して持っていく準備をしましょう。例えば子供にかけていた医療保険や学資保険などの書類や証券など、忘れていかないようにしましょう。

また、そういう保険関係の支払いがあるなら、離婚前の経済的に余裕があるうちに1~2年くらい先まで払っておくと離婚後の生活を楽にします。

子供が安心して病院に行くために、くれぐれも保険証や医療関係の書類は忘れないようにしましょう。それが子連れ離婚の大切なポイントです。

6.断捨離をして「子供の荷物」をまとめておく

離婚となると引っ越しを伴う場合もあります。子連れ離婚する場合は離婚前から荷物の整理を始めて、きちんと子供の荷物をまとめておくことが大切です。

今持っている洋服や学校用具がどれくらいあるかということを把握して、必要なものだけ持ち出すようにしましょう。逆にもうすぐ必要になるものがある場合、離婚前にあらかじめ購入しておくことも一つの手です。

離婚後の精神的・経済的な負担を減らすためにも、旦那に遠慮せず足りないものはあらかじめ購入しておきましょう。

断捨離をして子供の荷物をまとめることは、この先何が必要かを見極めることでもあります。離婚前にその準備をすることで、子供と一緒により落ちついた生活を送ることができるでしょう。

感情的になってはダメ!

子連れ離婚をする前に準備しておくことを6つ紹介しました。どれも怠ってはいけないことばかりでしたね。