世の中にはいろいろな人間がいます。自分の責任を平気で擦り付ける人もいれば、全く悪くないのに自分を責めてしまうネガティブな人も・・。あなたは自分を責めてばかりいませんか?

そこで今回は、自分を責める心理を理解して前向きになる方法を6つ紹介します。悲観的な自分を変えたい方必見です!

1.私自身がすべて悪いのだという思い込み

自分を責める人は、真面目で穏やかな性格の人が多い傾向があります。いいかげんだったり、自己主張が強かったりすると「自分を責める」という方向に思考は発展しませんよね。まず「あなた自身がとてもいい人である」と理解することからはじめましょう。

あなたの性格自体はとても好ましいものですし、長所だと言えるでしょう。ただ、その優しすぎる性格が自分を苦しめている・・そのことが問題なのです。

また、自分を責める原因には様々なものがありますが、突き詰めると「相手の要求や期待に応えられないことへのストレス」の場合が非常に多いです。

相手という他人が存在する以上、そこにはさまざまな状況が関わってきます。つまり原因は一つではないということ。すべて自分自身が悪いのだという思い込みをまず捨てるべきなのです。

2.本当に自分を責めるべきか把握できずに自分を責める

自分を責め続けているあなたにお尋ねします。それは本当にあなたが「自分を責めるべき問題」なのでしょうか?客観的に見て「できない」ことをあなたが「できなかった」としても、そのことで自分を責める必要はありません。相手に非がある場合や予期せぬアクシデントがあったのなら尚更です。

もちろん、あなた自身に落ち度がある場合には十分な反省が必要ですが、そうでないのなら必要以上に「自分を責める」ことはないのです。まずは、そのことをはっきりさせましょう。

3.評価の基準が「人の評価」である人は自分を責める

自分を責める人は、自分の行動の評価が自分自身の判断ではなく、人の評価によって決定されている傾向があります。

人の評価は千差万別。考え方や気分、状況によって変化するものです。そんなものに振り回されていたら、自分自身それがいいのか悪いのかわからなくなることさえあります。そんな状況で人に非難されるたびに自分を責めていたのでは、たまったものではありません。

自分自身の考えをまずはっきりさせた上で、人の意見はきちんと聞く。その上で冷静に判断して対処する必要があるなら行動しましょう。他人の意見を盲目的に受け入れることは今すぐやめましょう。

また、人の評価に左右されやすい人は行動に一貫性がなく、トラブルを起こしやすい傾向があります。自分の考えをしっかり持つことが、自分を責める機会をなくすために必要なことだと理解しましょう。

4.理想の自分が独り歩きしているから

自分を責める人は、理想の自分になれない自分をいつも責め続けている傾向があります。その根底にあるのは、「完璧な自分でなければ、周りに受け入れてもらえない」という思い込みです。

もちろん向上心をもつことは大切ですが、理想の自分になろうとするあまり不要なストレスを溜め込んだり、必要以上に無理をしたり・・。それが原因で最後に大爆発して、一気に信頼を失う事態を招くことも少なくないのです。