そして結婚後に出てくる「2人で乗り越えなければならない問題点」というのは、意見がまとまらずに気まずくなっても、同じ屋根の下に暮らしてどうしても顔を合わせてしまうので双方なかなか頭を冷やしにくいのです。

夫婦喧嘩がこじれて一晩中気まずい思いをするたびに、結婚式や披露宴というイベントを経験しておけば、物理的・精神的に少し離れた距離感のうちに夫婦喧嘩と仲直りの上手いやりかたを掴んでおけたのかもしれないな・・と何度か思いました。

5.自分の最高の状態を知らない

結婚式の花嫁さんは本当に綺麗です。普段は仕事優先であまり美容に時間をかけなかった友人も、結婚式前には「ドレスを着てみんなの目の前に立つのだから、自分を今までで最高の状態にしたい」とエステに通い始めていました。

彼女自身の努力によるのはもちろんのことですが、プロの方のヘアメイクを施されて純白のドレスを纏った彼女はとても美しかったです。ほとんどの女性にとって、プロの方にヘアメイクをしてもらってドレスを着るという経験は結婚式以外ではないでしょう。

結婚式の日に向けて自分を磨き、プロの手で仕上げてもらえる。「最高の状態の自分」を見ることができるのが結婚式ならではだと思います。ナシ婚だった私は純白のドレスも絢爛豪華な打掛も着たことがありません。

結婚式をしなかった私は、「最高の状態の自分」を知る機会を逃してしまったわけです。

結婚が幸せなことは当然ですが・・

経験者が語るナシ婚を選択して後悔したことを5つ紹介しました。面倒だと自分たちでナシ婚を選択したものの、周りの人々に気を遣わせてしまったことが気になっていたようですね。

やはりウェディングドレスを着てみたいというのも心残りがあるようでした。女性なら当然でしょう。もちろん、結婚は幸せなことは当然ですが、「一生に一度ならやっておけばよかった・・」と後々心残りになると思うなら、しておいた方がいいかもしれませんね。