悲劇のヒロインは不幸な女性の事で良い言葉ではないのですが、悲劇のヒロインになりたがる女性が増えています。それは人の気を引かせるために自分でも気付かないうちになっている場合があるのです。うざい悲劇のヒロイン症候群の特徴をチェックし診断してみましょう。

1.周囲に同情してほしい

なぜ悲劇のヒロインになってしまうのか?そもそもの理由は、同情の言葉がほしいからです。常に心配して自分の事を気にかけてほしいのです。言い方を変えると、かまってちゃんな特徴の女性だと言えるでしょう。誰でもいいから同情して欲しいと思ってしまう特徴があります。

  • 「幼少の頃から持病があるから私は体が弱いの」
  • 「私は小さい頃から家庭環境が悪いの」

このような不幸話を聞いていると、その人の事を心配します。「体は大丈夫かな?精神的に大丈夫かな?」とその話を聞いてからは優しくなるでしょう。悲劇のヒロイン症候群の特徴としては自分の不幸な話は大好きですが人の不幸の話は聞かないか、自分の方が大変と言ってくるだけです。

一番不幸になりたい欲求がある

悲劇のヒロイン症候群の女性の特徴として、気にかけてもらえる事が何よりも嬉しいのです。「私は不幸だから気にしてね!」というオーラを放ったり、不幸アピールが異常に多い場合は、正直周りはうざいと感じてしまう悲劇のヒロイン症候群の女性の大きな特徴だといえるでしょう。

2.可哀想は褒め言葉だと思っている

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あなたは「可哀想ね」と他人から言われると、どのように感じますか?「可哀想?そんな事言われるなんて侵害!私は可哀想な女なんかじゃない。」と嫌な気持ちになりますよね。このような感情になるなら悲劇のヒロイン症候群ではありません。可哀想と思われる事を嫌だと感じる事ができるからです。

可哀想は褒め言葉

可愛そうと思われると逆に「可哀想と思われるなんて嬉しい!」と感じてしまうのは悲劇のヒロイン症候群の特徴です。可哀想は自分への褒め言葉だと思っているので、まったく嫌な気持ちにならないのです。この言葉を聞いて自分がどう思うか?うざいですが、一度考えてみてください。

3.不幸話を盛る

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悲劇のヒロイン症候群の女性は、自分の不幸話をよくします。そしてこの不幸話は、実際にあった事よりも話を大きく膨らませている場合が多いです。小さい頃に二日寝込んでたら、ずっと寝込んでた時期があったの、親に少し冷たくされた場合は、酷い親だったなどと盛ります。

元彼の話は特に盛る

例えば、元彼が嫌な男で苦労したとします。実際の話は性格が悪く女遊びをするような男。苦労したのも事実でしょう。しかし、この話を周囲にする時に悲劇のヒロイン症候群は、もっと嫌な男であった事をアピールします。元彼は酷い最悪の男だった事になってしまいます。

「私は元彼ですごく苦労したの。元彼は怒るとすぐに手が出るから、何度か暴力をふるわれた。その挙句に女遊びも激しくて、私の他に2人も女がいたの。最後は私のお金を奪って女と逃げたわ。それから私は男性を信じるのが怖くなってしまったの・・」と話を通常の数倍まで広げる特徴があります。

この中で実話は5割くらい。残りの5割は話を盛っています。ここまで盛らないと不幸話が盛り上がらないし、人の気を引けないと思っているのです。幸せ話ではなく不幸話をつい盛ってしまうのは、悲劇のヒロイン症候群の可能性がありますよ。

4.常に何かを悩んでいたい

人は悩みがない時は幸せだと思います。何も考えずに日常を過ごせる事ほど幸せな事はありません。しかし悲劇のヒロイン症候群の女性は、悩みがない事が悩みになってしまう特殊な思考も特徴の一つでありまわりからは一緒にいるだけで疲れる・・・うざいと思われてしまうのも特徴です。

悩みがないと落ち着かない

彼女達は常に何かを悩んでいないと落ち着かないのも特徴です。そのため悩みがない時には、自分で悩みを考えて作り出します。周囲には常に何かの悩みを打ち明けているのです。聞いている方からしたら、どうでもいいと思う事も多々あり、実際にうざいと思う事も結構あります。

どうしたらいい?が口癖

悩みを周りに常に話しているので「どうしよう。どうしたらいい?」というのが悲劇のヒロイン症候群の女性の口癖です。この言葉をいつも自分が言ってはいないか?心当たりがある方は悲劇のヒロインかも・・。周りからはうざい、めんどくさいと思われてしまいますので注意が必要ですよ。

5.幸せになると不安

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少しの幸せでも悲劇のヒロイン症候群の女性は不安になったり心配をしたりします。自分が幸福になる訳が無いと考えてしまうのも特徴です。普通は誰でも幸せになりたい、幸せを味わいたいと考えますが、少しの幸せが逆に大きな不安になってしまいます。

  • 面接に合格した
  • 好きな人と付き合う事ができた
  • 大事な仕事を任された

このように良い事が起こり、幸せと感じる瞬間が人にはあります。「私は今幸せ!」と感じると、やる気に溢れたポジティブな気持ちになりますよね。これが悲劇のヒロイン症候群は逆なのです。「私は今幸せ!」と感じた瞬間に不安になり、ネガティブな気持ちになってしまうのが特徴です。

  • 「どうして私が合格したんだろう」
  • 「どうして私を好きなんだろう」
  • 「私なんかがこんな仕事をしていいのかな」

せっかく訪れた幸せが怖くなり、自分で幸せを手放してしまう事すらあるのです。そのため常に幸せではない状態でいる事になります。何か裏があるんでは?騙されているかもとネガティブ思考になってしまいます。それが悲劇のヒロイン症候群の女性の特徴でもあります。

6.人の不幸話は許せない

よく自慢話を競いあう人がいます。どちらの方がより優れているか?どちらの方がより幸せか?どちらの方がより良いか?自分の自慢話よりも、より上をいく自慢話をしている人がいると許せないものです。悲劇のヒロイン症候群の人はその逆なのです。人がいくら自慢話をしていようと気にしません。人の不幸話は許せないのです。

自分より不幸だと嫉妬する

自分よりも不幸な話をしている人がいると強く嫉妬します。そして対抗するように自分の不幸話を始めるのです。より不幸で、より可哀想。その不幸の中の一番を目指しているのが悲劇のヒロイン症候群の女性なのです。不幸な話に不幸な話を被せるので周りは盛り上がらずに、うざいと感じてしまうのが特徴です。

7.不幸自慢をする

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「うちの家はとっても貧しいの」この言葉は決して自慢できるものではありません。貧乏が恥ずかしい事ではありませんが、自慢するものでもありませんよね。しかし、悲劇のヒロイン症候群の女性は、この言葉を自慢話のように得意気に話します。自分の不幸話をとにかく聞いて欲しい特徴があります。

「聞いて聞いて!うちの家はとっても貧乏だったのよ。」なんて大きな声で生き生きと話します。聞いている周りは、どのような反応をしたら良いのか困ります。しかし、悲劇のヒロインはそんな事お構いなしです。自分の自慢である不幸話をあるだけ話し続けるのです。それが悲劇のヒロイン症候群の女性の特徴です。

8.自分はこの世で一番辛く強い女性

悲劇のヒロイン症候群の女性は、まるで少女漫画の主人公になったように自分に酔いしれているのも特徴です。「自分はこの世の中で一番辛い。不幸で可哀想。でも、そんな中でも強くたくましく生きている!私は強い女性なの。涙なんて見せないの。」自分は不幸だけど不幸に負けない強さをアピールするのも特徴です。

不幸に立ち向かう女性の立ち位置的な物語が自分の中で設定されいます。そのため問題が起きるたびにスイッチが入ったかのように自分の世界に入り込みます。その世界のヒロインでいたいのも特徴の一つです。問題が起こると自分はやはり不幸、立ち向かわなければと考えてしまいます。

9.女優のように涙を流せる

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映画やドラマに出演している女優は、悲しい気持ちに感情を移して自由自在に涙を流す事ができます。これは普通の人ではできない女優ならではの才能といえるでしょう。悲劇のヒロイン症候群の女性は、この女優のような才能を持っているのが特徴です。演技が上手いわけではないのですが涙を流す事は得意です。

同情を誘う涙を流す

自分の不幸な話をしていてクライマックスにきたら涙を流す。同じ話を色んな人に何回していても、ちゃんと涙を流す事ができます。そのため聞いている方も悲劇の話に感情移入して心配してしまうのです。人を巻き込み涙を流す事で同情されたい、心配されたい心理が働く為に流す涙です。

悪気がないけど、うざい

悪気があって涙を流しているわけではないのですが、決まったところで涙を流す事ができるのは、悲劇のヒロイン症候群の特徴でもあり、凄いところでもあるのです。悪気がなくても周りの人間からすれば、話が長い上に涙か・・・と面倒な気持ちとうざい気持ちを抱く事が多くあります。

悲劇のヒロインは決して主役にはなれない

悲劇のヒロイン症候群の特徴を紹介しました。自分に当てはまる特徴はありましたか?もし当てはまる特徴があったとしたら、悲劇のヒロイン症候群になっている可能性があります。すぐに改善しましょう。改善が出来ないと嫌われる存在になったりしますよ。不幸自慢は楽しく会話の一つ程度の感覚でしましょう。

悲劇のヒロインは、最初は周囲に心配されるかもしれません。しかし、決して主役になる事はできないのです。いつか心配してくれる人がいなくなってしまいます。本当のヒロインになるためにも不幸話で気を引くのは今すぐやめましょう。周りに嫌われて離れてしまいますよ。