「ここまで考えて招待する必要があるのか?いちいち面倒だな・・。結婚式なんて身内だけでもいいのではないか?」と楽な方向にばかり持っていこうとするのです。

結婚式の招待するしないは、今後の人間関係を作る大切なものです。そのため慎重にならなくてはいけません。だからこそ、めんどくさい作業になってしまうのです。

3.花嫁の衣装選び

女性にとってウエディングドレスとは、一生に一度だけ着ることのできる特別なものです。そのため衣装選びに時間をかけたいと思っています。何度も何度も試着をして、これだという一着を決めるのです。

この衣装選びこそ、実は男性にとっては面倒だと思う準備なのです。もちろん男性も自分のパートナーの花嫁姿には興味があります。初めて試着した姿を見た時には感動もするでしょう。

しかし、ドレスを選ぶのには時間がかかります。また試着にも時間がかかります。「どう?」と着るたびに意見を求められても、男性からすると同じ白いドレスにしか見えないのです。

女性は白の微妙な色の違いやリボンの形、レースの長さなど細かい部分まで拘ります。しかし、男性にはそんな細かい部分はどうでも良いことです。待ち時間の長さに毎回うんざりして、面倒な準備だと心の中では飽き飽きしていることでしょう。

4.一人一人へのメッセージ

結婚式に出席すると新郎新婦の様々な心遣いがあるのに気づきます。その中でも招待状や席札など、個人一人一人に向けたメッセージはゲストとして結婚式に参加している人にとって嬉しい演出ですね。しかし、これを書く方はとても大変です。

90人のゲストがいれば、90枚のメッセージです。もし招待状にもメッセージを入れて、席札の裏にもメッセージを書くのであれば180枚ものメッセージを書くことになります。これを他の準備と併用して行うのですから大変です。

女性は手紙やメッセージを書くという作業を苦に思いません。好んで想いを込めて書くでしょう。しかし、男性は元々このようなメッセージを書くことが苦手です。

上司や友人や親族にどんな言葉を書けば良いのか?それを考えるだけでも面倒になってしまうのです。また記入する作業もチマチマしていて面倒に感じます。

5.人間関係によって作る席次表

招待状と同じくらい男性を悩ませて、めんどくさい気持ちにさせてしまう結婚式準備といえば席次表です。席次表とはゲストの座席の配置を決めて肩書きの名前を書き、当日受付で配布するものです。これがまた面倒なのです。

会社関係の人は上座に一番役職が上の人を配置しなくてはなりません。しかし、明確な位置づけの難しい上司や先輩もいます。そうすると、どこに配置するべきかと悩むのです。また、隣の席に話の合わない人や犬猿の仲の人を配置するわけにもいきません。

友人でも同じです。決められた座席数の中に中学の友人、高校の友人などと上手に配置するのは難しいものです。仲の悪い人や過去に問題があった人を同じテーブルにするのも雰囲気が悪くなります。

親族も同じです。この親族とこの親族はこちらを上座にするべきか?ここの二人をくっつけても問題がないか?と気にすることが多いでしょう。そうこう考えているうちに、面倒で仕方なくなってしまうのです。