夫の両親としては、自分の息子が全く働かないとなれば、「育て方を間違ったのかな?」と大いに責任を感じるはずです。それに自分たちの老後や孫のことを考えれば、息子が無職ということも深刻な問題です。

夫の両親と密に連絡を取っておけば、困った時には何かしらサポートしてくれるはずです。必ず夫に対して働きかけてくれます。夫自身も自分の親に叱られれば、さすがに働く気になってくれるでしょう。

4.夫の職探しを手伝う

働かないように見える夫も、実は心の中で「職探しをしなければ・・」と思っているかもしれません。だけど、やらなきゃと思えば思うほど、案外行動できなくなるものです。そんな時は、妻であるあなたが夫をサポートしてあげましょう。

ネットで求人を探したり、ハローワークに出向いたり・・。そんな細々したことを面倒に思う人は案外多いものです。そんな細かいことを妻が積極的に手伝うことで、「頑張らなければ!」という気になってくれるかもしれません。

まずは夫に「なぜ前の会社は辞めてしまったのか?」「どんな仕事なら働けそうか?」などを聞いて、それにあった職探しをしてあげましょう。あなたにしかわからない夫の適性もあるかもしれません。

ただし妻が手伝うことによって、プレッシャーに感じて反発してしまう夫もいます。職探しを手伝うときは、夫の様子を観察して親切の押し売りにならないように注意しましょう。

5.カウンセリングを勧めてみる

夫に何か働けない理由があるのなら、妻としてサポートしてあげたいですよね。だけど残念なことに、妻とは言っても「夫の業界や就職に関してはよく分からない・・」という場合が多いと思います。

そんな時は、自分の力だけで何とかしようとせずにプロに任せてみましょう。ネットで探してみれば、職探しで困っている人のためのカウンセリングは結構見つかります。自治体を利用すれば、無料で相談に乗ってくれるものもあります。

また、夫が精神的にバランスを崩していて働けない場合は、就職カウンセリングよりも心療内科や心理カウンセラーに相談した方がいいかもしれません。

男性というのは論理的な生き物なので、妻のアドバイスよりもプロの意見の方が効果的な場合があります。もし夫が仕事について悩んでいるようなら、積極的にプロによるカウンセリングを勧めてみましょう。

6.あなた自身が自立の道を探す

どんなにサポートしても、働いてくれない夫・・。あなたが何を言っても駄目なら、どこかで諦めも必要かもしれません。結局働くという決断は夫自身がするものなので、あなたが何をしても無駄になることもあるのです。

そんな時は、夫に主夫になってもらうか、離婚を決断するかしかありません。いずれにしても、あなたがこれから生きていくためには、お金を稼ぐことが必要です。

今までも兼業主婦としてバリバリ働いてきたなら心配はないですよね。しかし、夫に養われて専業主婦かパートをしていたのなら、再就職が必要です。

もし、「私は主婦でいたい。どうしても夫に働いてほしい・・」と思うのなら、今の夫と一緒にいても共倒れになる可能性があります。お互い働く気がないのに、お互いに働いてほしいと求めている・・。こんな状態では生活費も底をついてしまいます。