7.イエス、ノーははっきり伝える

例えば日本人の友達に「コーヒーおごるけど飲む?」と聞かれて、「申し訳ないからいいよ」と答えると、大概の場合「いいよ!今日はお金あるから!」と返ってきます。

あなたの「実はコーヒー飲みたいけど悪いよ〜」という心の声を読み取り、再度質問してきたり、コーヒーを買って渡してくれます。しかし、外国人が相手だとこうはなりません。

あなたが「いらない」というと、外国人は「あなたはコーヒーを飲みたくないんだ」とそのまま受け止めるのです。

外国には、日本のように「相手の言葉の裏の気持ちを読みとる」という文化がありません。そのため、あなたがどういうニュアンスで言ったかは別にして、イエスやノーの言葉をそのままはっきりあなたの本音として解釈します。

外国人には相手に遠慮せずに、「イエス」「ノー」とはっきりした答えを伝えることが大切ですよ。

カルチャーショックを受ける心構えを!

外国人と実際に友達になるとカルチャーショックを受け、理解できないと思ってしまうことも多々出てきます。

例えば、日本人と違う率直過ぎる相手の言葉や言い回しに傷付くこともあるでしょう。また相手の国や文化圏によっては、日本のように時間をきっちり守るという習慣がないため、待ち合わせ時間に現れなくてイライラしてしまうことも・・。

そのような時は、相手の文化や育ってきた環境を理解すると同時に、相手にも日本人としての感覚やマナーを説明して、お互に歩み寄ることを心がけましょう。文化や民族の違いを乗り越えて、国境を越えた真の友情を見つけたいものですね。