1.世間体が悪い

専業主夫が増えてきているとは言っても共働きでない限り、まだまだ男は外で働き女は家を守るという考え方が一般的です。そのため、毎日旦那が家で家事や育児をして、妻が朝から夜まで働くということに違和感を覚える人も多いでしょう。

スーパーで買い物している旦那さんを見た近所の人はヒソヒソと噂話を始めるかもしれません。毎日仕事ばかりのあなたに対して、可哀想と思う人もいるかもしれません。

学校のイベントにはいつもパパが参加していることで、子どもはクラスの友達に嫌な事を言われるかもしれません。偏見はまだあるのが現実です。世間体が悪いのは専業主夫の大きなデメリットであることは間違いありません。

2.自分の両親に嫌みを言われる

世間の人が噂をする以上に介入されるのは、お互いの両親です。旦那の両親からは、「自分の息子に家事育児をさせるなんて・・ひどい嫁ね。」と嫌みを言われるかもしれません。

反対に妻の両親からは、「自分の娘を働かせるなんて・・なんて甲斐性のない旦那なんだ!」と怒られるでしょう。

親からすれば、どちらも納得できることではありません。それを納得させることは困難です。嫌なことを言われ続けるかもしれない覚悟が必要なのです。その覚悟なくしては、専業主夫という選択はしないほうが良いでしょう。

3.旦那が楽をする

専業主夫はもちろん楽な仕事ではありません。しかし、やり方によっては手を抜くこともできます。朝妻と子どもを送り出してしまえば、あとはどのようなペースで何をしようと自由です。

お昼寝をしてテレビを見て、洗濯をして適当に夕飯を作れば1日が終わります。特に子どもが大きくなれば、育児の大変さもなくなってくるでしょう。

妻が朝から働いているというのに、旦那が家で昼寝をしているのは許せないと感じる人もいるでしょう。しかし、専業主夫になってもらうというのは、そういうことでもあるのです。

自分よりも旦那が楽をすることがあっても文句は言えません。それを苦に思ってしまうと上手くいかないでしょう。

4.夫婦仲が上手くいかなくなる

自分が稼いだお金で家族が生活をしているということを考えると、どこかで旦那を見下す感情が出てしまう場合があります。

旦那が妻に言ってはいけないセリフで「誰のお金で飯食っていると思っているんだ」なんて言葉がありますが、まさにこのような言葉を女性の方が感じて言ってしまうことがあるのです。

「私が稼いでいるお金で暮らしているくせに・・」と。プライドの高い男性にこんなセリフを言ってしまったら夫婦仲は悪くなる一方です。