相手はあなたのことがわかって少し安心できますし、それをきっかけに「俺も忘れ物多くて・・」なんて話に乗っかってくれるかもしれません。

4.事前に話す内容を考えておく

いざ何かしゃべろうとしても、何を話したらいいのかわからなくて、沈黙してしまう・・。気まずくなって話題を作ろうとしても、お互い無理している感じでさらに気まずい。こんな経験、あなたにもありませんか?

やはり何の共通点もない赤の他人だと、話を盛り上げるのは難しいものです。そんな時は、事前に話のネタを仕込んでくることが大切です。それも、いろんな角度から複数のネタを考えておきましょう。

相手のプロフィールがある程度分かっているのなら、趣味や出身地など詳しく調べてきて会話に繋げるのもいいですね。

いちいち相手に合った会話のネタを事前に準備しておくなんて、大変に感じるかもしれません。だけど、そんな小さな努力が少しずつ会話力を高めてくれるはずです。できる範囲で始めてみましょう。

5.目の前の相手に興味を持つ

いくら人当たりが良くて話が面白くても、あなた個人のことに対してはまったく興味を持ってくれない・・。こんな人とは打ち解けられそうにありませんよね。会話の中でも、それは表れてくるものです。

いくら愛想良く振る舞っても、「この人私の話に興味ないな・・」というのは案外相手にバレてしまいます。小手先だけで会話力を磨こうとしても、あまり意味はないんですね。

とにかく、相手に対して興味を持つことが大切です。そうすれば、自ずと会話も盛り上がってくるものです。

「この人ってどんな人なんだろう?」と、無理矢理でもいいから、まず興味を持ってみましょう。そういう姿勢で話しているうちに、相手の意外な側面がわかってきて、本当に興味が生まれてくるはずです。

また、話している時に「今目の前の相手はどんな気持ちかな?楽しんでくれているかな?」と思いやりを持つことも大切ですね。

6.話した内容を記録しておく

接客のプロと呼ばれる人たちは、みんなお客様と話した内容についてメモを取っています。毎日色々な人と接していると、話した内容をつい忘れてしまいますもんね。

客としては、店員さんが前回話した内容を覚えてくれているだけで、「あっ、ちゃんと覚えてくれていたんだ!」と嬉しくなるものです。会話力を向上させたいなら、こんなプロの技を取り入れてみるのもオススメです。

話した内容を記録しておくと、その人と次会った時にさらに会話が弾むはずです。だけど効果はそれだけでなく、「後でメモを取っておかなきゃ」と思いながら真剣に話を聞くこと自体が、相手に好印象を与えます。

また、記録を取る時に、「あの時、このように切り返せばよかった」など反省につながります。それがあなたの会話力を高めるのです。