女性は別居婚でも寂しいからといって浮気を考えることはありませんが、男性は違います。帰って奥さんが優しく出迎えてくれないと、なんとなくフラリと他の女性に目がいったりするものです。

2.二重の生活費がいるため貯金ができない

別居婚では、生活の拠点が二つあることになります。そのため、それぞれの生活費が必要になります。

二人が一緒に暮らしていたら一つですむ家賃や光熱費は、生活が別々になると倍になります。また、週末お互いの家を行き来するための交通費もかかってきます。当然、夫婦としての貯金は一般家庭より困難になるでしょう。

あなたが旦那と同じくらいの給料をもらっていたら、お互いの給料で生活をすればいいだけです。しかし、そうでなければ旦那が負担することになり、生活を切り詰めなくてはならなくなることも・・。

3.子供ができたときが問題

二人きりのときは、お互いに自由気ままな感じの別居婚ですが、問題なのは子供ができたときです。子供はお母さんが一人で育てることになるため、仕事も子供が生まれる前のようにはできなくなります。

旦那の収入に頼ることになるため、夫婦の生活が苦しくなることも・・。また、あなたと子供は一緒にいられるけれど、旦那は別居婚のため一週間に一度くらいしか子供と会うことができません。

「パパと会いたい!」「パパと暮らしたい!」と子供が言うこともあるでしょう。家族の時間が短くなってしまうことも、別居婚のデメリットと言えるでしょう。

4.病気になったとき心細い

別居婚で困ってしまうのは病気になったときです。例えば、二人で暮らしていたら、病気になったときも病院に付き添ったり、看病したりできます。しかし、別居婚だとそうはいきません。

高熱があっても自分で病院に行かなくてはいけません。また、心筋梗塞や脳梗塞などの当然死に繋がるような病気に襲われたときは、別居婚だと誰も周りにいないため、命の危険にさらされることも・・。

「二人で暮らしていたら、こんなことにはならなかったのに・・」と後悔する可能性もあるのです。

5.世間体

別居婚はなかなか周りからは理解されないこともデメリットです。

  • 「何で結婚してるのに別居婚なんてしてるの?」
  • 「もしかしたら離婚の危機なの?」

このように質問されたり、噂されることもあります。また、「別居婚なんて理解できない!主婦業を怠っている!」などと別居婚に対して、妻に何らかの問題があるとネガティブに考える方も少なからずいます。