4.恋愛を存分に楽しめる

「結婚した途端に、パートナーを異性として見られなくなった・・」そんな友達の愚痴を聞いたことはありませんか?

恋愛感情は長くても3年で冷めると言われています。結婚すると恋人というよりも、家族のような存在になってしまって、トキメキがなくなるのです。

一方で事実婚であれば、結婚よりは程よい距離感があります。それに、「いつか別れが来るかもしれない」という緊張感があるので、お互い安心しきることがないんですね。適度な緊張感があると、恋愛感情も長続きしやすいのです。

また、事実婚なら相手への気持ちが冷めてしまっても、結婚よりは別れるハードルが低いです。ですので、別れて他の人と恋愛をするという選択肢を持っておくことができます。

「一生恋してたい!」という方には、事実婚がオススメです。

事実婚のデメリット4つ

次は事実婚のデメリットを紹介します。物事は良い面ばかりではありません。しっかり、デメリットも知っておきましょう。

1.子供は望めない

事実婚でも子供を産んで育てられないことはありません。だけど、安定した環境で子供を健全に育てたいのなら、やはり結婚するのが一番です。

同棲していて子供ができたら、それをきっかけに結婚するか、もしくは中絶して別れを選ぶかが大半です。つまり、事実婚状態で子供を育てているカップルは現実的にかなり少ないのです。

特に女性は、出産や育児の間は仕事をお休みしないといけません。その間にサポートは必要だし、育児後に社会復帰できず、しかも養ってくれる夫がいないなら、子供を抱えて路頭に迷う可能性すらあります。

「子供は欲しいけど、結婚は難しいかもしれない・・」そう悩んでいるうちに確実に年は取ります。子供がいらない女性なら事実婚でもいいかもしれませんが、「いつかは欲しい!」と思っているなら早めに行動することをオススメします。

2.結婚が遠のく

事実婚は女性よりも、男性にとって都合の良い関係です。彼女の一番そばにいられるし、家事もしてくれるし夜も自由にさせてくれる。そんな毎日の暮らしの中身は、あまり結婚とは変わりがありません。

それなのに結婚するとお金も自由に使えないし、何かと重い責任が発生する・・。男としては、「事実婚でも今のままでいられるのに、何でわざわざ負担を背負ってまで結婚しないといけないの?」と考えてしまうのです。

そのため、一度同棲して事実婚状態になってしまうと、そこから結婚にこぎつけるのはかなり難しいです。長年生活を共にしてしまうと結婚するきっかけも失いますし、何よりも男性が飽きる可能性が高いです。