しかし、それは自分の意見がないわけではありません。自己主張をしないだけで、自分の心の中にきちんと自分の意見を持っています。

ただそれを一番良いと思っているわけではなく、自分の意見を全員に理解してもらおうと思っているわけでもないのです。だからこそ人の意見をきちんと聞けるのでしょう。

人の意見を受け入れつつ、自分の意見を持っている。それが人を魅了する秘訣なのです。

5.他人のせいにしない

謙虚な人は、何かあった時にまず自分の非を探します。

  • もっとこうするべきだったのではないか?
  • 自分がわかりやすく指示しなかったせいではないか?
  • 確認不足だったのではないか?

このように自分の悪いところを見直します。すぐに他人のせいにしたり、他人のミスを指摘するようなことはしません。

すぐに人のせいにせずに自分の非を見つけられる人だからこそ、周囲の人から信頼されて好感を持たれるのです。

6.我慢強く器が大きい

謙虚な人は、思ったことをすぐに口に出すような性格ではありません。まずは心の内に留めて相手の様子を伺います。そこで必要であれば意見をし、必要でなければそのまま何も言いません。

他の誰かに愚痴ったり、不満を言うことはありません。これができるのは、その人の器が大きく我慢強い性格だからでしょう。その器の大きさは、人を惹きつける大きな魅力となるのです。

何も我慢できずにすぐに人に指摘をしたりクレームをつけるような器が小さい人は、誰も惹きつけることはできないでしょう。

7.人によって態度を変えない

先輩や上司には謙虚な態度なのに、お店の人や友達には横暴な態度。男性の前や好きな人の前では謙虚な態度なのに、女子だけだと傲慢な態度。

このように人によって謙虚になったり、そうでなかったりするような人は、本当の謙虚な人とは言えません。作られた謙虚さでは人を惹きつける人にはなれません。

謙虚な人は、誰に対しても同じように謙虚な態度をとります。それが先輩であっても、後輩でもあっても。男性でも女性でも。知り合いでも知り合いでなくても。誰でもです。