その本来の謙虚さが人にも伝わり、人を惹きつける魅力となるのです。謙虚な人を目指すのであれば、人によって使い分けるようなことはやめましょう。
8.実はプライドが高い
謙虚な人はいつも自分を抑えて謙遜しています。そのため自分に自信がなく、プライドもあまりないように思われます。しかし、実際はそうではないのです。
謙虚な人は、きちんと自信とプライドを持って生きています。どちらかというと、そのプライドは高い方かもしれません。ただ謙虚な性格から、褒められても否定したり、自分から自慢するようなことはしないだけなのです。
このプライドの高さや自信は悪いことではありません。プライドと自信があるからこそ、謙虚な態度をとれるのです。これらがないと、ただの優柔不断な人になってしまいます。
自分の軸があってこその謙虚な態度というのが、人を惹きつけるポイントといえるでしょう。
9.空気が読める
謙虚な人は、自分を主張して前に出るタイプではなく、少し下がったところで周囲の人の動きをよく見ている傾向があります。そのため、一人一人の動きや心情をよく読み取っているのです。
- 今あの人はどうしたいのか
- 今のこの空気はどうもっていくべきか
- 今自分がどう動くのが最適か
このように常に人の動きと自分の立ち位置を考えているので、とても空気が読める人として重宝されるでしょう。
空気が読めることは、人としての大きな魅力です。空気は読める人は、人の気持ちを考えることのできる人だからです。自分ばかりでなく、人のことを考えれるからこそ、謙虚な人は人を惹きつけるのです。
10.縁の下の力持ち
謙虚な人は、目立つところで前に出て何かをするようなことは少ないです。しかし、気が付かないようなところで人のことを助ける重要な役目を果たしてくれます。
飲み会の席で例えてみましょう。自己主張する女性は、周囲の人にサラダをとりわけ、ドリンクのオーダーを聞き、歩き回ってテキパキと動いています。
謙虚な人は、皆が飲んでいる時にそっと靴の向きを揃えるような人。食べ終わったお皿をそっと片付けるような人です。
もちろんテキパキと動いてくれる人も必要です。しかし、気付かないようなところでそっと動いている人の方が人は好感を持つのです。そのため、謙虚な人は人を惹きつけるのです。