遅刻を滅多にしない人の特徴は、ゆとりのある行動と先を見通す力です。そういう人は「相手を待たせるよりは、自分が待つ方がマシ」と考えているので、毎回待ち合わせ時間よりもかなり前に着いているのです。

「待ち合わせに遅れないように早めに着いておく」というのは1つのマナーでもあります。特に遅刻癖があると自覚している人は、「30分前には着く!」と肝に銘じておきましょう。

5.部屋を片付ける

遅刻をしやすいという人は、部屋も散らかっている人が多いです。厳しい言い方をすれば、「性格がだらしないから遅刻もするし、整理整頓も苦手」ということになってしまうのかもしれません。

部屋が汚いと、どこに何があるのかわからず、出かける準備に時間がかかってしまいます。これでは遅刻する可能性が高まるでしょう。また、自宅の部屋の状態には、その人の精神状態が表れると言います。ですので、まず部屋を綺麗にすることで精神的に落ち着いてくる効果もあるのです。

「早く家を出ないといけないのに、なかなかできない!」それはあなたの心の中が散らかっていて、思考がスッキリしていない証拠。そんな方には是非毎日の片付けとお掃除をオススメします。

「忙しくてできない!」という方も多いとは思いますが、「とりあえず10分だけ掃除する」など、負担のない形で始めてみましょう。どんなに短い時間でも、毎日行うことで部屋の雰囲気が変わるはずですよ。

6.前日に準備を済ませ、早く寝る

当たり前のようなことですが、寝坊をしないためには前日に早く寝ることが大切です。遅刻癖がある人は、「夜は早く寝なきゃと思いながらも、結局ダラダラ夜更かし。翌日も時間ギリギリに起きて、バタバタと準備をする・・」こんな風に、生活態度自体に問題がある人が多いです。

そのため、根本的に遅刻癖を直したいなら、その習慣自体を変えるしかありません。前日は早めに寝て、次の日スッキリ起きられるように努めましょう。また、翌日の準備を夜のうちにしておけば、スムーズに外出できるはずです。

具体的には、次の日の天気予報や電車の時間をチェックしてスマホに登録したり、着ていく服を何パターンか用意していくのです。また、朝ゆったりコーヒーを淹れたり、軽くストレッチなどできると、さらに気持ちいい朝時間が過ごせて1日の始まりがスムーズになりますよ。

いい朝時間を過ごすためにも、前日はしっかりと睡眠をとりましょう。

7.カフェの中で待ち合わせる

これは遅刻を直す対処法とは言えませんが、相手への気遣いとして、カフェの中で待ち合わせるというのもあります。いくら頑張っても遅刻癖はすぐには直らないもの。だけど炎天下や寒空の下で相手を待たせるのは、どうにも心苦しいですよね。

遅刻で何が問題かというと、相手に嫌な思いをさせてしまうことです。待たされること自体が苦痛の人もいますし、遅刻を重ねることで、相手に「私との約束は大切じゃないだ・・」と思わせてしまうこともあります。

それを防ぐために、どうせ待たせてしまうなら少しでも快適に待ってもらうようにしましょう。そこで、「待たせたら悪いから、カフェの中で待ち合わせようね」と最初から約束しておくのです。

遅刻癖を直すのに一番有効なのは、待たされる相手の立場に立つということ。「なるべく相手に嫌な思いをさせない」ということを実行できれば、遅刻癖が直る日も近いはずです。