5.人のアドバイスを素直に聞けない

自己完結型人間は、良くも悪くもプライドが高い人が多いです。自分の考えに絶対的な自信があるからこそ、他の人を受け入れられないという側面もあるんですね。そんな自己完結型人間は、人のアドバイスを素直に聞くのが苦手です。

誰かが親身になって「こうしたほうがいいよ」と助言してくれても、自己完結型人間は「偉そうに言わないで!」と反発してしまいます。たとえ自分が間違っていたとしても、ムキになってさらに人を拒絶してしまいます。その結果、自己完結型人間は孤立してしまうのです。

6.勘違い・早とちりが多い

自己完結型人間は、自分だけが正しいと思っているので、人の話を受け入れる心の余裕がありません。そのため、思い込みが激しいという特徴があります。その結果、仕事でもプライベートでも勘違いや早とちりをしてしまうのです。

普通の感覚の人なら、仕事をしていて不安になったら「これは上司に聞いたほうがいいな」と感じたり、プライベートで友達の様子がおかしかったら「何か悩み事があるのかな?相談に乗ってあげたほうがいいかな」と相手にコンタクトを取ろうとします。

逆に、自己完結型人間は、すべてを自分の中で考えて結論付けてしまいます。他の人の話も聞かずに、「このやり方で間違いない」「あの子の様子が変なのは、私が嫌われているからだ」などと決めてしまうため、勘違いや早とちりにつながるのです。

7.チームで協力するのが苦手

「自分が一番正しい!」と思い込んでいる自己完結型人間は、協調性がない人が多いです。人とコミュニケーションをとるのが苦手だし、プライドが高いので周りのことを少し馬鹿にしているところがあります。

だけど、学校や会社など、社会の中では協調性が不可欠です。そのため、自己完結型人間は集団の中で浮いてしまうのです。その一方で、自己完結型人間には、割と優秀な人が多いです。自分に絶対的な自信があるので、単独でできる仕事や勉強でなら成果が残せるんですね。

悪い面ばかりが目立ち、社会にも馴染めない自己完結型人間。そんな彼らも、チームでの仕事は苦手だとしても、1人での仕事なら力を出せる人も多いのです。自分の適性を見極めて、就職などを決めるのが大切だと言えそうですね。

8.意外と仕事ができる

人に嫌われがちな自己完結型人間ですが、実は優れている面もあります。我が強くていつも自信満々で、自分の意見がはっきりしている・・。これは仕事ができる人の条件でもあります。

自己完結型人間は、チームで仕事をするのが苦手ですが、1人でやる仕事や研究などでならその力を発揮できるのかもしれません。

いずれにしても、社会で輝くためには自分がどういう人間なのかはっきり自覚することが大切です。自分が自己完結型人間だと気づくことができれば、その短所を直したり、長所を生かして能力を伸ばすこともできます。

9.独身で一生を終える可能性あり

結婚は恋愛以上に自己完結な考え方ではとてもこなせません。他人と生活するのは思った以上に困難なことです。何か意見が合わずにぶつかった時には、とことん話し合ってお互いに納得のいく答えを出さないといけません。

それなのに1人で物事を考えて自己完結していては、うまくいくはずがありません。あまりにも自己完結的すぎると、結婚しても離婚してしまう可能性が高いです。それどころか、婚約する前に恋が終わってしまうことも多いのです。