大切なのはリラックスすること。そのためには、思い切って「私口下手なんですよね」「ちょっと緊張しちゃいますね」そんなふうに気持ちを素直に伝えましょう。正直に心の中を明かすと、気持ちがほぐれます。そうすれば、場がいい雰囲気になって相手も安心してくれるはずです。

「私口下手なんです」と言えば、相手も「僕もそうなんですよ」と話題にのってくれるかもしれません。また「緊張してます」と言うと、相手は「可愛いな」「緊張するほど、大切に思ってくれてるんだな」と好印象に繋がることもありますよ。

6.相手に対して心を開く

口下手の人は、うまく話せるかを心配するあまり、相手に対して心を閉じてしまうことが多いです。だけど、お互いに心を開かないと、会話が盛り上がることはありません。まずは相手に対してオープンになることが重要です。

でも、心を開くと言ってもすぐにはできませんよね。そんな時は、とにかく相手に対して興味を持つことです。人への好意は、「この人どんな人なんだろう?」という興味から始まります。

また、「私って相手にどう思われてるんだろう?」「変に思われてないかな?」という自意識も緊張の元です。人からどう思われているよりも、「相手を楽しませるには、どうしたらいいのかな?」というふうに、人を気遣う気持ちが重要です。

7.思ったことを素直に口にする

口下手の人は、話す前に「こんなこと言われたら変って思われちゃうかな?」と悩んでしまい、何も言えなくなることも多いようです。人にどう思われるかばかり気にして、言いたいことも言えなくなる・・。これでは会話も弾みません。

「何を話そう」と思った時こそ、感じたことや目に付いたことをそのまま言えばいいのです。例えば、空腹を感じた時に「お腹がすいたなぁ」と呟く。そうすれば周りの人は、「私も」など答えてくれるはず。そこから、「この辺美味しいレストランとかありますか?」なんて話が広がっていくかもしれません。

「こんな話題、盛り上がらないかも・・」と思う時は、「別に盛り上がらなくてもいいや!」と開き直りつつ、とにかく思いついたことを口にしてみましょう。

8.相手をよく観察する

口下手の人は、「どうしよう、何話したらいいかわからない」「つまんない奴だって思われてたらどうしよう!」などと焦ることが多いです。つまり自分のことでいっぱいいっぱいになってしまうんですね。だけど、そんな状態で会話を盛り上げるのは困難です。

緊張をほぐすためにはまず深呼吸して、目の前の相手を冷静に観察しましょう。「自分がどう見られているか?」ではなくて、相手に意識を向けるのです。

「なんだか今日は体調悪いのかな?」「機嫌が良さそうだな」なんて気がつくことがあれば、そこから会話が始まるはず。そして、人は「他人に自分のことを気にしてほしい」と願っているものです。

他人をよく観察してその微妙な変化に気づいて、「なんか今日は楽しそうですけど、いいことありました?」なんて指摘してあげる。それだけで人間関係は良好になりますよ。

9.話題に困った時は天気の話題

どうしてもいい話題が見つからない!そんな時に鉄板なのは、天気のことです。どんなに共通点がない相手でも、天気ネタならなんとか話が繋げられるはずです。