淀みなくつらつら話すよりも、相手としっかりコミュニケーションをとることのほうが大切です。「うまく話さなきゃ」と自分を追い込むのではなく、目の前の相手としっかり関わることを大切にしましょう。

5.時には「緊張してます」と素直に告白

話ベタの人は、緊張しやすい人が多いようです。何か話そうとする時に、「緊張してしまったらどうしよう」と心配になり、ますますドキドキしてしまう。そして、「緊張してるのがバレたら変に思われる!」と自分を隠そうとするあまり、ますますギクシャク・・。

そんな悪循環に陥ることはありませんか?そんな時は、いっそ「緊張してます」と言ってしまったほうが気が楽です。

実は、相手が緊張しているのを見て、悪い気持ちになる人はほとんどいません。「固くなっちゃって可愛いな」とか、「真面目な人なんだな」とポジティブな感想を抱く人も多いのです。

自分の気持ちが素直に話せれば、相手に対してオープンになれます。そしてオープンになれれば、少しは緊張もほぐれるし場も打ち解けるはず。もう自分を隠すことなく、素直に感情表現していきましょう。

6.ニュースや情報をチェックして話題の引き出しを作る

話し上手の人は、好奇心旺盛な人が多いです。なんにでも興味を示すので、いつもニュースや情報をチェックしていて、話題の引き出しが豊富です。

逆にあまりにも無知な人は、人との話が広がりません。相手に趣味を聞いた時に、「野球観戦です。チームは○○が好き」と言われても、もし野球のことを全く知らなかったら、そこで話が終わってしまいますよね。

少しでも野球の情報をチェックしておけば、「××選手、今シーズン成績いいですね」なんて話題についていけるはずです。そのため、時事問題やスポーツ、エンタメなど、いろいろな情報をチェックしておきましょう。わからないことに出会ったらすぐ調べることも大切です。

7.相手の話を引き出す質問力を磨く

話し上手とは、一方的に自分の話ばかりしてしまう人のことではありません。伝わりやすく、相手が楽しめるように自分の話をしつつつも、同時に人の話もどんどん引き出せる・・。そんなバランスの良さが、話し上手の秘訣です。

ですので、会話の中で的確な質問ができる人は、話も上手です。相手が言ったことに対して、「そのお話のポイントは、○○ということですかね?」と的確に指摘ができる。そうすれば、相手も「この人はわかってくれてるんだ」と嬉しくなるでしょう。

8.すべらないエピソードを交えた自己紹介を事前に考える

上手に話せるようになるためには、まず最初の印象をよくすることが重要です。また、第一印象で失敗すると、相手に対して「次も話が盛り上がらなかったらどうしよう」という苦手意識が生まれてしまいます。そこで印象に残る自己紹介できれば、話し上手にも近づけるはずです。

オススメなのは、ちょっと人の興味をそそるエピソードを交えた自己紹介です。ただ「○○県出身です」など言うのではなく、ひと工夫するだけで相手の印象が大きく変わります。

「私は東京出身なんですが、父は沖縄、母は北海道出身なんですよ。最南端と最北端の両親の間に生まれたけど、私は日本の中心に住んでます」なんて言った場合、相手にすぐに覚えてもらえるはずです。