何かに多少依存するのは、誰にでもあることです。だけど心に余裕がない人は、自分をコントロールすることができないので、日常生活に支障をきたすくらいにどっぷりハマってしまうのです。
5.イライラを他人にぶつける
普通の人なら、イライラや怒りなど、ネガティブな感情はなるべく隠そうとしますよね。常識的な感覚があれば、「カリカリすると場の空気が悪くなる」「暗い顔をしていたら周り人を心配させちゃう」など、人の気持ちを思いやることができるはずです。
一方で、心に余裕がない人は、他人のことはお構いなしです。常に自分の気持ちでいっぱいいっぱいなので、イライラも悲しみも、すべて隠さず他人にぶつけてしまいます。
また、自分の感情をうまくコントロールできないので、イライラを上手に発散することができないんですね。自分の心が思い通りにならない苛立ちを、さらに他人にぶつけてしまうのです。
心に余裕がない人への上手な対応5つ
あなたの周りにも、心に余裕がない人が1人はいるはずです。そんな人と上手に付き合っていくには、どうしたらいいのでしょうか?適切な対応を紹介します。
1.話を聞いて認めてあげる
心に余裕がない人は、基本的に心が満たされない人が多いです。いつも寂しい思いをしていたり、イライラして欲求不満を抱えていたり・・。そんな気持ちが余裕のない態度に繋がって、さらに人を遠ざけてしまいます。
彼らは常に「人に認めてもらいたい!」「話を聞いてもらいたい!」と感じています。ですので、ちゃんと向き合って、話をじっくり聞いてあげる。そしてたまには褒めたり「頑張ってるんだね」と認めてあげる。そうすれば、心に余裕のない人も少し落ち着くはずです。
2.仲良くなりすぎないよう注意
心に余裕がない人を敵に回すのは危険です。ですので、ほどほどに嫌われないようにするのが大切。だけど、仲良くなりすぎるのも注意が必要です。
心に余裕がない人は、いつもカリカリしているので友達があまりいません。そんな中で優しくしてくれる人がいたら、不必要に懐かれてしまいます。
一度仲良くなると、依存されて嫌な思いをする可能性もあります。ですので、つかず離れずの距離を保つようにしましょう。可能であれば、なるべく関わらないようにするのがオススメです。
3.愚痴や人の悪口はさらっと流す
心に余裕がない人は、とにかくネガティブな話題が多いです。毎日のように愚痴を聞かされたり、延々と誰かの悪口を言っていたり・・。こんな会話に付き合っていると、あなたまで精神的に病んでしまいます。
ネガティブな話題が出たら、とにかくさらっと流すようにしましょう。ここで「そんなこと言わないほうがいいよ」なんて反論してしまうと怒りを買います。ですので、「へー」「そうなんだー」と適当な返事で流すことです。
また、「そっか。ところで昨日テレビで見たんだけどさー」なんて、強引に別の話題にしてしまうのもオススメですよ。心に余裕がない人も、「この人に話してもちゃんと聞いてくれない」と思えば、絡んでくることも減るはずです。