僻みっぽい人って、その場にいるだけでなんだか空気が悪くなりますよね。迂闊なことを言うとすぐ嫉妬の対象にされてしまうし、扱いに困っている方も多いかもしれません。

だけど僻みっぽい人って、一体なぜそんな性格になってしまったのでしょうか?今回はその実態を明らかにしていきます。また、上手に付き合っていく方法も紹介します。

僻みっぽい人の特徴4つ

僻みっぽい人は、一体どのような特徴を持っているのでしょうか?一緒に確認していきましょう。

1.常に自分と他人を比べている

なぜ人のことをやたら僻んでしまうのか。それは常に、他人と自分を比べているからです。僻みっぽい人は、比較すること自体が癖になってしまっています。

SNSが発達している現代社会では、人の余計な情報を知ってしまうことが多いです。Facebookのプロフィールでは、出身大学や勤め先が自慢げに書かれていたり。タイムラインでも、「結婚しました」とか「彼氏と旅行に行きました」などなど、他人のリア充な話題ばかり・・。

比較癖がある人は、SNSを見るたびにいちいち「私の学歴はこの子に比べて低い・・」「私なんて彼氏すらいないのに」と僻んでしまいます。そんなに嫌なら見なければいいのに、それでも他人には執着せずにはいられない。比べずにはいられない。それが僻みっぽい人の特徴なのです。

2.家庭環境がよくない

人はなぜ、僻みっぽい性格になってしまうのか。それは、その人の育ってきた環境によるところが多いです。特に親や兄弟との関係が嫉妬深さを生みます。

例えば、お母さんが兄弟ばかり褒めて、「それに比べてあんたはダメね」と言われて育ってきた。こんな人は高確率で嫉妬深い人に育ちます。兄弟と比べられてばかりいたせいで、大人になっても他人と自分を比較してしまう癖がついてしまうんですね。

また、「私は他の兄弟と比べて愛されていないんだ・・」という思いで、彼女たちはいつも愛情不足を感じています。子供時代のトラウマからうまく卒業できず、大人になってからも人と誰かを比べて妬んでしまう・・。そんな女性は少なくありません。

精神的に不安定なところがある人は、何かと家庭環境に問題があることが多いのです。

3.コンプレックスが強い

自分が大好きだったり、自信がある人なら、他人に対して僻むことはありません。一方で、僻みっぽい人は「自分が嫌い!」というコンプレックスでいっぱいです。

コンプレックスとは、具体的に顔や性格、育った環境など、ありとあらゆる範囲に及びます。例えば、「もっと可愛く生まれてきたらよかった」「あの子みたいに明るかったら、もっと人に好きになってもらえたのに」「もっといい大学に行っていれば、就職もうまくいったはずなのに」などなど。

だけどこういうことって、気にし始めたらキリがないですよね。「上には上がいる。そして人を見下しても仕方がない」そういうふうに割り切れたら、コンプレックスも少なくなります。一方で、嫉妬深い人は、いつまでもコンプレックスから卒業できないから、僻みっぽいままなのです。

4.努力は嫌いな受け身体質

嫉妬深い人は、人生に対して何かと不満を抱いていることが多いです。人と比べて自分が恵まれていないと感じているから、僻みっぽくなるのです。