例えば彼氏との倦怠期も、それを耐えて関係を続けることで、さらに絆が深まります。仕事に関しても、辛い時期を乗り越えてこそ、スキルが磨かれていきます。

そういう踏ん張りができない飽きっぽい人は、人生からあまり学ばない人とも言えます。結局何を始めても得るものがなく終わってしまうことが多いのです。

飽きっぽい性格を直す方法4つ

飽きっぽい性格を直すためには、一体どうしたらいいのでしょうか?その対処法を一緒に見ていきましょう。

1.完璧を求めない

飽きっぽい人は、しばしば高い理想を掲げます。「TOEIC○点を目指す!」と決めて英語を勉強し始めたり、やたらタイトな勉強計画を立ててみたり・・。だけど、目標を高く設定しすぎると、しばしば壁にぶつかります。

飽きっぽい人は完璧を求めすぎるあまり、思い通りにいかないとすぐに投げ出したくなってしまうのです。ですので、最初から「完璧にやろう!」と思わないことが大切です。

何かを始めるにしても、0か100かではなく、「今日は20%できればいいや」と低い目標を立てておく。ハードルが低いと達成するのも簡単です。そしてその「できた!」という感覚によって、楽しく物事をこなすことができます。

そんな楽しい気持ちが「もっと頑張ろう」というモチベーションを生みます。これが長続きの秘訣です。

2.たとえ飽きても気にせず続ける

「すぐに飽きてしまう自分を直したい・・」そう悩む人も少なくありません。だけど、残念ながら「飽きる」という感情をなくすことはできません。人間は必ず慣れる生き物ですし、ある程度飽きてしまうのも健全な反応なのです。

だけど、飽きたからと言っていちいちやめてしまっては、何も得るものができません。ですので、最初から飽きる自分を予測して、「たとえ飽きても続ける!」という決意が大切です。

飽きっぽい人は衝動的に動きがちなので、何かがつまらなく感じたらすぐ投げ出したくなります。だけど、そんな時こそ淡々と、感情を無視して続けていくことです。何事も続けていれば、また楽しくなる期間がやってくるはずです。

3.今に集中する&感謝する

すぐに何かに飽きてしまう人は、常に新しい刺激を求めています。そのせいで、何かに飽きたらすぐに新しいものに飛びついてしまうのです。だけど、そういうふうに刺激を求めるだけでは、なかなか充足感を感じられません。そんなフラストレーションのせいで、さらに新たな刺激を求めてしまう・・という悪循環なのです。

そういう方に必要なのは、ずばり今この瞬間に集中して、今を生きることです。先のことばかりに期待するのではなく、とにかく今ここに集中することです。そうすれば、新たな刺激を求める気持ちが治ります。

また、今ある幸せに感謝するのも大切なことです。なんでもいいので、今ありがたいと感じることを、紙に書き出してみましょう。友達がいる、家族に愛されている、毎日ご飯を食べられる。そんな当たり前のことでいいのです。