5.じっと堪え忍ぶ強さがある

昭和の時代というのは、今に比べて貧しく、物も全然ありませんでした。便利な現代社会とは大違いで、生きるだけで精一杯という人たちも多かったのです。そんな時代に生きた人たちは、じっと堪え忍ぶ強さを身につけています。

「昭和の女っぽい」と言われる女性も、そんな日本人のDNAを強く受け継いでいるのかもしれません。辛い時も弱音を吐かず、じっと耐え抜くことができる。みんなが愚痴ってしまうような状況でも、「毎日こうして生きているだけでありがたい」という感謝の気持ちを忘れない。そのような強さと賢さがある女性なのです。

6.物を大切に使う&節約家

昭和というのは、何かと物がない時代でした。ですので、おじいちゃんおばあちゃん世代だと、ご飯を残したり何かを捨てるだけで「もったいない」なんて叱る人も多いかもしれません。「なるべく無駄にしない」「使える物は捨てずに最後まで使い切る」が肌に身についている世代なんですね。

そんな古き良き時代の価値観は、現代では「ケチくさい」なんて言われることが多いです。だけど、ケチと節約家は似て非なる物です。何が何でも安く済まようとするのはただのケチです。一方で、物があることに感謝して、最後まで大切に使い、無駄を生まないのが正しい節約家のあり方です。

また、ちゃんと節約ができる女性に対して、男性は「いいお母さんになりそうだな」と好意を抱きます。節約家な女性はちゃんと貯金をしていて、将来設計をしています。男性は「結婚するならこんな女性がいいな」と考えてしまうのです。

7.みんなを包み込むお母さん的存在

昭和の女と言うと、割烹着を着たお母さん的存在を思い浮かべる人が多いようです。現代においては共働きの夫婦が当たり前ですが、昭和の時代は「女は家の中で家庭を守る」という価値観が根強かったです。

社会の中で前に出て何かと主張しようとする現代の女性に比べて、家庭の中で誰かの支えとなることを生きがいとしている昭和の女・・。そのあり方は、真逆だと言えます。だからこそ、昭和のお母さん的存在はレアなのです。

母性本能が強く、世話好きで家庭の細々したことをするのが大好き。毎日美味しいご飯を作りながら、家族の帰りを笑顔で待っている・・。こんな古風なあり方が、古き良き女の特徴と言えそうです。

8.芯が強い&意外と頑固

昭和という激動の時代を生き抜いてきた女性。優しげに見えるけれど、実は芯が強いところがあります。納得できないことにはきちんと抗議したり、一度決めたことは曲げなかったり・・。穏やかなだけが、昭和の女じゃないんですね。

強さと上品さを両方持っている、それは昭和の女の魅力です。ただ、時にはその気持ちの強さが、頑固に見えてしまうこともあるようです。考え方が古かったり、少し頭が硬いところがあるので、まわりの人から「なんでそんなに意固地なの?」と思われてしまうんですね。

そういう頑固さに目をつぶれば、昭和の女の芯の強さはとても魅力的です。

9.実はプライドが高い

雰囲気が柔らかく、おしとやかに見える古き良き時代の女性。実は、心の中には気高い部分を秘めていたりします。昭和の女は実はプライドが高いのです。

では、昭和の時代のプライドとは、一体どのようなものなのでしょうか?それは日本人の恥じらいと美意識から出ているものだったりします。