ミスした後で挽回すれば、むしろいい評価をもらえることもあるのに・・。しかし、責任転嫁してしまう人は、それに気付いていないため、とにかく自分のミスをなくすことに力を注いでしまうのでしょう。

5.責任をなすりつけることでライバルを蹴落としたい

責任転嫁することで、ライバルを蹴落とすことは可能です。どんな会社でも、たいして仕事はできないのに、処世術だけで上手く出世する人はいますからね。これは仕事だけでなく、交友関係でも同じことが言えます。

これはもう、印象操作なのでしょう。確かに、口が達者な人に上手く説明されたら、誰が悪いのかなんて分からなくなりますからね。また、これが厄介なのは、上司やグループのリーダー的な人とグルになっていることがある点です。

普通は責任転嫁されても、多くの人は誰が悪いのか分かっています。しかし、グルになられてしまうと、責任転嫁されたままなんてことも・・。理不尽なことがあるのはこのためなのでしょう。

責任転嫁する人の対処法

責任転嫁する人の心理は理解できましたか?しかし、理解しても上手く対処できなくては意味がありません。そこで対処法を紹介します。

1.関わらない

責任転嫁するような人とは、そもそも関わらないのが賢明です。何かにつけて他人に責任を押し付けようとしますからね。なるべく、近くにいるのを避けてください。

また、その人が周りから責任転嫁する人と認識されていない場合は、特に関わってはいけません。どんなに相手が悪くても、責任のなすりつけ合いはどちらの印象も悪くなりますからね。

もちろん、関わりたくないからといっても、仕事上などではどうしても関わらないといけない場合はあります。そんな時は、なるべく無難な対応を心掛けてくださいね。

2.あらかじめ責任の所在を明確にする

責任転嫁する人とは、先ほど紹介したように関わらないのがベストですが、そうもいかないことは多いです。そのため、関わる際は責任の所在を明確にしておきましょう。

  • 仕事の範囲
  • 仕事の期日
  • 最終的なチェックはどちらが行うのか

これらを決めておくといいです。ただ、これだけだと、「言った、言わない」で文句を言いかねません。第三者が確認している状態で決めてくださいね。

このように責任の所在を明確にしておけば、責任転嫁する人に悩まされずに済みます。後で後悔しないように、しっかり決めておきましょう。

3.とことん追いつめる

責任転嫁する人を何とかしたいなら、とことん追いつめるのも一つの手です。責任転嫁する人は何かにつけて、自分のせいではないことをアピールします。それを潰していくのです。