結局、行動してみないと、現実は何も変わらないのです。だけど、頭のいい人は、行動する前にいろんなことを頭の中でシミュレーションしてしまいます。その結果、考えすぎて動き出せないのです。

学校の勉強だったら、深く考えることは役に立ちます。だけど社会に出ると求められるのは、考え抜く人よりもとにかく恐れず行動ができる人。そのため、高学歴でいい会社に入ったけれど、うまくいかず結局ニートになってしまう人も少なくありません。

5.恋愛経験がない

高学歴ニートは、ちゃんとした恋愛をしたことがない!という人がほとんどです。残酷な話ですが、高学歴ニートは外見的に残念な人がちらほら・・。そのため、異性に好かれません。

イケメンで子供の頃からモテモテだった。そんな人なら、引きこもりになるなんて考えづらいですよね。ニートはその外見のせいで、恋愛に恵まれてこなかったのかもしれません。

女性に相手にされないから、さらに自信を失い・・その悪循環で、社会に出づらくなる。若い頃からいい恋愛をしてきたかどうかは、その人の人生に大きな影響を与えるのです。

6.友達がいない

もし友達がニートだったら、「いい加減就職しなよ!」と厳しくアドバイスしたくなりますよね。言いづらいことですが、友達のことを思ってなら、注意したくなる人が大半だと思います。

だけど高学歴ニートには、そんなふうに親身になってくれる友達がいません。本人の性格のせいで友達がおらず、注意してくれる人が誰もいない。そのせいでさらに偏屈な性格になる・・。そして高学歴ニートは、どんどん社会から孤立してしまうのです。

多少不器用でも、友達さえいれば、人生は楽しいものです。だけど友達がいない高学歴ニートにとっては、世の中は敵だらけです。社会への不信感が募り、さらに引きこもってしまうのかもしれませんね。

7.親に甘やかされて育ってきた

高学歴ニートが、なぜいつまでもニート生活を続けているのか?普通の感覚の人なら、「いつまでもニートで親に迷惑をかけるのは、申し訳ない!」と考えますよね。ニートには、その常識的な考えが欠けています。

これはニートだけでなく、やはり親の育て方に問題があるようです。小さい頃から子供に勉強ばかりさせて、いろんな体験をさせてこなかった。子供の頃から甘やかしてばかりで、ニート生活になっても強く叱ることができない・・。こんな異常な親子関係が、高学歴ニートを生んでしまうのです。

高学歴ニートも、学生の時は優秀ないい子だったので、いつまでも子供を可愛がりたい気持ちが強いのかも知れません。そんな親にニート自身も甘えてしまい、いつまでも社会人になれないのです。

8.なんでもかんでも他人のせいにする

能力はないのにプライドだけが高い高学歴ニート。彼らには、「自分を変えないと」という気持ちがありません。

心の中では、「ニートのままじゃいけない!」とは思っているのかもしれません。それでも、「俺がニートになったのは親が悪い」「俺の実力を評価しない社会が悪い」と、他人を責めてばかりです。