もし、あなたが許容できるなら、取引に乗ることが一番です。目的が達成されれば、あなたには何の興味も示さないでしょう。

2.優越感が原動力なら交渉

優越感が原動力になっている場合、弱みにつけこみ直接交渉をしてくることはありません。何気ない日常で、少しだけ精神的優位に立つことが目的ですからね。ただ、あなたに対しての当たりは強くなるでしょう。

このようなタイプの人に目を付けられた場合は普段通り接して、今後も影響力が及ばないことを理解させることが肝心です。

このタイプは優越感に浸れないと「弱みを突くぞ!」と揺さぶりを必ずかけてきます。その時が来たら、もし弱みを突けば縁を切ると伝えましょう。また、弱みを突いた事実を周りの人間に知らせると交渉してください。

そもそも、人より少しだけ優位に立ちたいだけだったのに、自分の状況が悪くなるかもしれない・・。そう思えば、弱みを突くリスクをとらないでしょう。なぜなら、優越感に浸りたい人間ほど周りの評価を気にするからです。

一人から得られる小さな優越感と、多くの人から蔑まれるリスク。どちらを選ぶかは説明するまでもありません。

3.嫌われている相手には強硬姿勢

嫌われている相手に弱みを握られるほど厄介なことはありません。損得勘定で動くこともないし、周りの人間もあなたのことを嫌っている可能性が高いからです。(嫌っているまでいかなくても、相手の味方につく可能性が高い)

そのため、先程紹介した2つの対処法は通用しません。残念ですが、このケースでは自分への被害は避けられません。そのため、どの程度の被害にとどめるのか?相手の思うつぼにさせないのか?これらがポイントになってきます。

あなたがどのような対応をしても、相手はあなたが嫌がるであろう行動をします。下手に出ようが、説得しようが無意味です。それなら、相手が弱みを突けばつく程、相手も嫌がるような強硬姿勢を維持することが一番です。

相手にとっては、「自分が攻撃しても無害or自分が攻撃すると報復がある」のどちらかの視点でしか考えません。それなら、相手が攻撃を継続することが難しくなる後者を選択するべきというわけです。無害ではいられませんが、なるべく早めに攻撃をやめさせるには、この手段しかありません。

相手の原動力はなにか?

相手が弱みにつけこむ原動力は何なのか?これを正確に見極めることが最も重要なことです。それさえ分ければ、今回紹介したことを参考にして正しく対処できるでしょう。