あなたは職場での人間関係に悩んだ経験はありませんか。ほとんどの社会人は一日の大半を会社で過ごすため、そこでの人間関係に問題があると、それはものすごく大きなストレスになってしましますよね。

今回は、わたしが社会人経験10年のなかで培った「職場での人間関係をうまくつくる方法」をシェアしたいと思います。「仕事場に合わない人がいる」「職場の雰囲気が悪くてイヤな気持ちになる」という方にぜひ読んでいただきたいです。

挨拶、返事、笑顔で印象が決まる

体育会系な考えではありませんが、挨拶と返事は、他人と良い関係を築くためにはとても大事です。

職場に新しい人材が入ってきたとします。その際、相手のことを何で判断するかと言ったら、挨拶がきちんとできるかどうか、きちんと返事ができるかどうか、という2点です。

職場で一緒に過ごすといっても、私的な会話をするチャンスは少ないので、お互いのことを挨拶や返事などの部分で判断します。

極論を言ってしまえば、笑顔で相手に聞こえるような声で挨拶をする、相手の指示に対してはっきりと返事をする、笑顔を取り入れることができていれば少なくとも相手に好印象を与えることができます。

挨拶ができない人は悪い印象を持たれてしまいますし、それが原因で暗い人と思われ、何もしていないのに陰口の対象となってしまうことも十分に考えられます。また、返事ができない人は人の話を聞いていない人だと思われ、自分の判断で勝手な行動をとる協調性のない人だと言われてしまいます。

人間は、よく知らない人のことは見た目や経歴でしか判断しません。嘘はついてはいけませんが、挨拶や返事は意識を変えるだけで他人に与える印象が全く変わる要素であるということを覚えておきましょう。

その人の承認欲求に訴えかける

人間は誰しも潜在意識に「承認欲求」を持って生きています。目立とうと躍起になる人は分かりやすいパターンですが、目立ちたいと思っていない人にも承認欲求というものは備わっています。それが「社会の一員として認められたい」という考えです。

会社で役に立ちたい、褒めてもらいたい、認めてもらいたい、仲間はずれにされたくないという考えが誰にもあるはずです。その深層心理をうまく使う方法が、「名前を呼ぶ」ということです。人は誰かに名前を呼ばれると、そこでの立場を意識することができ、その人に認識されていると思い、満足感を覚えます。

ですので、職場で誰かに話しかけるときや仕事を頼むときなど、「○○さん、ちょっといいですか。」と名前を呼ぶのはとても効果的です。これは自分も相手も、互いに親近感が湧くやり方でもあるので、円滑なコミュニケーションの手法として役に立ちます。

自分の常識は世界の常識ではないことを理解する

以上のようなわたしが実践してきた方法以外にも、世の中には対人関係をよくする方法というものが溢れかえっています。それ程、人間関係というものは人にとって重要かつ、悩みのタネになりやすいといえるでしょう。

それらの方法を上手に使っても、うまくいかない場合も当然存在します。なぜなら、世の中には「他人を受け入れられない・理解できない人」が存在するからです。

あなたが「この人はなぜ言うことを分かってくれないんだろう」と思うこともあるでしょう。それと同じように相手もあなたのことを「この人はいつもわけの分からないことをするな」思っているんです。