「留学」というと真っ先に頭に浮かぶのが「英語」という言葉。確かに語学留学というと英語の習得を目的とする場合がほとんどかもしれませんが、英語圏にこだわる必要はありません。

ちょっとマイナーな「イタリア」留学先として考えてみるのはいかがでしょうか?意外に見落としているイタリアの留学先としての魅力を、今回は皆さまにご紹介したいと思います。

歴史と美しい街並み

イタリアの建物

旅行ではたくさんの人が毎年訪れるイタリア。やはりその魅力は美しい街並みと壮大な歴史ではないでしょうか。

首都のローマはもちろん、フィレンツェやヴェネツィア、ミラノなどそれぞれ色は違えど、目が回りそうなくらい見るもので溢れています。

留学には人それぞれ様々な目的がありますが、いずれにせよその地にある程度の期間住む事となるので、その土地が好きになれるかどうかというのは重要なポイントです。

イタリアの街並み

その点イタリアは古代ローマ帝国時代から今までずっと人々を魅了してきた唯一無二の土地です。知れば知るほど、その文化や歴史のとりこになってしまうこと間違いありません。

留学期間中、両親や兄弟がその土地に旅行に来るということもしばしばありますよね。そんな場合もイタリアなら、喜んで会いに来てくれるのではないでしょうか。

文化交流が盛ん

今までずっと人々を魅了してきた国・イタリア。昔から文化の交差点として成り立ってきた歴史があるので、イタリア人は様々な人種との関わりに慣れています。

外国人を受け入れるという態勢が庶民にもあるので、社会にすんなりと入り込みやすいのがイタリアの良い所。古代ローマ時代から人々はローマに集まり、そこで文化が発展していくという構図が今でも崩れていません。

実際、音楽や料理、スポーツなど様々な理由でイタリアに勉強しに来る人達は数えきれないほどいるのです。こうして、英語圏の国ではなくても必然的に色々な国の人々と話す機会があり、イタリア語はもちろん英語力の向上にも期待出来ます。

他の留学先では、現地の人だけと関わる事がないこともしばしば。その場合、現地の言葉は確実に上達しますが、英語なども並行して練習する事は出来ないかもしれませんね。

語学力の上達の他にも、やはり自分とは違う分野で活躍している人と関われるのがイタリアの良いところです。留学生同士の交流会などに顔を出すと、オペラ歌手の卵やデザイナー見習い、料理学校に通っている者など、日本にいてはそう簡単に出会うことのない人々と出会えるのです。

イタリアという国だからこそ、集う人々がこんなにもたくさんいるのです。