会社などの組織では、正しいと思うことを優先して正義を突き詰める人よりも、上司の言うことが全て正しく、自分の意思や本当の正義に反した行動を取っている人の方が、日本の会社の中では出世しやすい傾向にあると思います。

これも人間関係をうまく作ることができる人が成功に近づけるという例ではないでしょうか。もちろん、会社の中での地位が大事だと言う人や、出世して給料があがることが何よりも大事だという人はいます。

ですが本来ならば、必要以上に上司の顔色を伺うことで息苦しさを感じたり、やりたくない・向いていない仕事をすることで退屈だ、苦しいという状態は望ましくありませんよね。

自分が満足感を得ながら成果をあげる

いかがでしたか。成功者というのはわたしたちとはかけ離れた能力や常識を持っているものかと思うかもしれません。しかし、実は本来あるべき「自分が満足感を得ながら成果をあげている」という項目を満たしているだけに過ぎません。

自分の仕事がうまくいけば一緒に働く仲間も充実した気持ちになるし、それがいい結果を生んでいるということなのです。

本当の意味での人間関係のうまさというのは、いかに人に気に入ってもらえるかではなく、自分の弱みを強みに変え、個性を活かすことで他人と高め合うことを指しているのです。