おしゃれなイメージのパリジェンヌたち。今回はそんなパリジェンヌたちに人気の秋冬シューズトレンドを現地からレポートします!

一番人気はブーティ!

靴のディスプレイ

10代から60、70代と年代を問わず人気なのはブーティです。毎年秋冬になると様々なブーティが店頭ディスプレイを飾ります。

日本ではロングブーツも人気だと思うのですが、パリではそこまで人気ではありません。というのもロングブーツにスカートのコーディネートは夜のお姉さんたちの格好だ、という概念がいまだにあります。

著者もパリに来た当初はその噂を耳にはしていたものの、そこまで信じておらずロングブーツにワンピースやスカートで出かけていました。

そんなある時、友人との待ち合わせでカフェの前にいたところ、ごく普通の身なりをしたフランス人男性にあろうことか夜の仕事をしていると勘違いされ声をかけられました。

それ以降ロングブーツを履く時は、出かける場所や誰と会うのかなどTPOを気にするようになり、結局今では日本ほどロングブーツを履くことがなくなりました。

それに比べブーティはパンツスタイルが多いパリジェンヌたちにとって合わせやすく、動きやすいため重宝されています。

そして日本と違ってフランスでは室内でも靴を履いたまま過ごすのでロングブーツだと足の蒸れが気になる、ということもあるのかもしれません。

スニーカーは厚底が流行り中!

スニーカー

去年の夏あたりからパリでは靴底が数cmある厚底タイプのスニーカーが流行っています。パリの道は石畳でデコボコ段差がある道が多く、ピンヒールでは道路の隙間や段差でつまづいてしまいます。

さらにパリの地下鉄、メトロではエレベーターやエスカレーターが備わっている駅はごく一部です。そのため地下鉄を利用する際は階段の上り下りも多くなります。

それもあってかパリジェンヌたちは歩きやすいスニーカーをよく履きます。

スニーカー

厚底タイプのスニーカーに加え、デザインがユニークなものやキラキラとラメタイプのスニーカーも人気です。