濃厚というよりは、とってもさっぱりしていて、ドイツ料理に胃をやられてしまった人でも、さらっと食べられるケーキです。
アプフェルクーヘン(りんごのケーキ)
ドイツ語ではアプフェルクーヘンと言います。ドイツでは日常的にりんごが食べられており、りんごのケーキに使われる量も、これでもかというくらいりんごがたっぷり入っており、りんごを砂糖につける際に、砂糖の量もとても少なく、りんごそのものの素材の味を楽しむことができます。
筆者はりんご単体を食べるのはあまり好みませんが、ドイツのりんごのケーキは大好きです。
シナモンも入ってる場合が多く、でもうっすらと優しい香りなのでシナモンが苦手な人でも、あまり気にならないのではないでしょうか。
クリスマスに食べられるシュトレン
ドイツに11月末から12月に来る人限定ですが、クリスマスに食べられるケーキに「シュトレン」というものがあります。
上質なドライフルーツやナッツが入っているシュトレンは、香辛料がたっぷり入っており、ケーキや甘いものが得意ではない人にもってこいの味です。
星付きレストランなどでは9月にはもう焼き上げで、12月のその時期が来るまでゆっくりねかせ、味を染み込ませるそうです。近年は日本でも売られていますが、冬にドイツに来ることがあれば、是非試してみてくださいね。
ドイツのケーキはシンプルな味が多いです。日本のように、細かな技術を用いたケーキ職人はあまりいないように思います。また、ケーキを外から見て、日本人的に「可愛い!」と思うようなケーキは大体ハズレなことが多いです。
ケーキ屋さんでハズレでもいいから、試したい!という場合を除いては、ぱっと見地味なものが美味しいですよ。是非ドイツにいらした際は、試してみてくださいね!
- 1
- 2