旅行の醍醐味は何と言っても食べること!という人もいるでしょう。日本でもフレンチやイタリアン、スペイン料理は人気だと思いますが、「私はドイツ料理が大好き!」と言う人が何人いるでしょう。
そうなんです。ドイツ料理って、あんまり知られてもいないのです。知られていないということは、美味しくないってこと?と思う人もいるかと思いますが、そんなことはありません。ちゃんとしたドイツ料理店で食べたら美味しいですよ!
ドイツ料理の特徴
ドイツ料理は基本的に、「ガッツリ」です。フランスみたいに少量で何皿もコースで食べる方法とは違い、一皿にガッツリのっています。
日本から来る人で、「ドイツ料理がめっちゃ美味しかった!」という人に、私は出会ったことがありません。ほとんどの人が「美味しいけど、多かった…」という感想になります。
わざわざドイツに旅行に来るという、物好きな人でもそういうので、軽く胃もたれは覚悟しなければいけません。
ヴィーナーシュニツェル(Wiener Schnitzel)
ドイツと言えばやはりシュニッツェルでしょう。シュニッツェルとは子牛のカツレツです。イメージ的にはとんかつの子牛バージョンで、お肉をもっと薄く切って揚げ焼きしたものです。
シュニッツェルは各地方によってソースや味付けが少しづつ違いますが、基本的な作り方は同じです。とんかつが好きな人ならきっと気に入ってもらえると思います。
日本では白米と一緒に食べますが、ドイツでは、ベーコンと炒めたじゃがいも(Bratkartoffel)と一緒に食べます。ドイツビールとシュニッツェルで、「ザ・ドイツ」を味わってみてはいかがでしょうか。
シュヴァイネハクセ(Schweinshaxe)
小さい頃見た海賊の映画やドラマで、海賊が骨つき肉を食べている様子を見たことがある人はご存知かもしれません。
シュバイネハクセは、豚の足をローストしたものです。ドイツ内どこの地方でも食べられますが、特にミュンヘンなどの南部で好まれています。
シュバイネハクセは、お店によりけりになってしまいますが、美味しいお店のものは、旨味たっぷりのお肉が適当な固さで出てきます。
その店の料理人があまり得意でない場合は、カッチカチのものが出てきます。もちろんフォークとナイフで食べますが、切るのもなかなか難しいレベルです。日本ではありえませんが、ドイツではあり得るのです。
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