冬になるとお肌の乾燥が気になりますよね。北欧の過酷な冬は、日本以上に乾燥するので油断できません。ノルウェー生活5年目の私ですが、実は1年目の冬はお肌がガッサガサでした!

1年目の反省を踏まえ、たくさんのノルウェー人女性から情報収集をしたり、数え切れないくらいのスキンケアを実際に試してきました。そして、2年目からは乾燥・肌荒れ知らずのお肌をキープすることができています。

北欧の女性が実際に使っているスキンケアは、驚くほどシンプルなのに効果テキメンだったんです!皆さんにも北欧流のシンプルスキンケアをご紹介します。

オイルで保湿

一年中、季節を問わずお肌にツヤがあるノルウェー人の友人。「何を使ったらそんなに肌が潤うの?」と聞くと、“シャワーの後にオイルを一滴顔に付けている”との答え。

さらに、主人の母は“上質のオリーブオイル”をスキンケアとして使用しています。北欧女性にとって、オイルは定番の保湿アイテムなようです。

その日から、私も数種類のオイルを使用してみました。そして一番使用感の良かったオイルがこちら。

オイル

フランスのメーカーNuxe(ニュクス)のオイルです。ノルウェーでは薬局で売っていて、価格もお手頃。顔・ボディ・髪の毛とマルチに使用できます。

さらっとしているので、肌にスーッと馴染むオイルで出会って以来ヘビロテしています。これを使い始めてから、本当に肌の調子がいい!

全身の保湿ができるので、真夏以外はずーっとお世話になっています。シャワーやお風呂上がり、お肌にまだ水分が残っている状態で塗布するとすぐに馴染むので手軽さも嬉しいですね。

ワセリンで保護

北欧の厳しい寒さと乾燥は、悲しいことに容赦なく肌の水分を奪っていきます。そんな北欧でどの家庭にも常備してあるのがワセリン!

ワセリンはお肌に潤いを与えるというよりは、お肌の水分が奪われないように保護する役目を果たします。

冬になるとノルウェーの子供達はワセリンを顔に塗って外で雪遊び。大人はワセリンで肌を保護してスキーに出かけます。昔から乾燥を防ぐための“プロテクションクリーム”として愛用されていたようです。

ワセリン

我が家では、顔用・リップ用と2種類で完全防備!レトロな黄色い缶の“クローバーワセリン”は、北欧で昔から販売されているそのままのデザインで今も売られています。