男性も子育てに協力的

ノルウェーに引っ越してすぐの頃、ベビーカーを押す男性があまりにたくさんいたことに驚きました。男女平等の理念が強いノルウェーでは、子供が生まれると母親も父親もある一定期間の育児休暇を取ることが義務付けられています。

父親の育児休暇取得を促進させるために導入されたのが「パパ・クオータ制度」です。ノルウェーでは父親も育児休暇を取らなければならず、それを守らないと金銭面でも大きなデメリットになります。

なんと、このときに支給される給付金は“給料の80~100%”で、休暇期間は“約12週間”にも及びます。男女平等における社会の意識が高いからこそ、男性が育児に協力しやすい環境がつくられているのですね。

海外に住んでみると、それまで知らなかった現地のライフスタイルが見えてきます。ノルウェーについて意外と知られていないことも多いので、今後もいろいろ紹介していこうと思います。