日本同様に結婚する人が少ないフランス。また結婚をしても式を挙げないカップルが多い中、結婚式にお呼ばれ頂き行ってきました。

今回はその様子をご報告します!

役所での婚姻が必須!

役所外観

日本では教会や神社・お寺で挙式をし二次会はレストランで食事会、が一般的な流れです。

フランスではカップルの宗教や関係性にもよって結婚式のスケジュールは違いますが、役所での婚姻手続きが義務付けられています。

役所内には結婚式専用の部屋があり、親しい友人や親族を呼ぶこともできますし、自分たちと婚姻を見届ける証人だけでも挙げることができます。

ちなみにフランスでは新郎側、新婦側とそれぞれ一人か二人の証人を立てて結婚します。

結婚は計画的に!

この役所での結婚、市長さんを前に婚姻手続きを行うのですが事前予約が必須です。

サマータイムがあり日照時間が長い夏場や土曜日はかなり混み合い、私の友人は半年以上前から予約していました。ちなみに日曜日は役所が閉まっているため週末は土曜日のみの執行となります。

今回私が出席した結婚式も婚姻手続きが終わると係りの人が「次のカップルがいるので皆さん早く出て下さい〜!」と呼びかけていました。

コーラスやパレードも出陣!?

新郎新婦

係りの人に急かされながら外に出ると、どこからか色鮮やかな衣装を着て楽器を演奏するグループが登場してきました。

私たちの前に結婚式を挙げたカップル。コーラス団体がウェディングソングを歌いながら、役所から出てきたカップルを祝福していました。音楽があるとより一層お祝いモードが高まり、招待客の人たちも盛り上がります。

招待客だけに限らずウェディングドレスを着た花嫁を見つけた通行人も声をかけたり、車に乗っている人はクラクションを鳴らしたりしてお祝いの意を表します。