ちょっと喉が渇いた時、スーパーに行くのが面倒な時など、日本でいた頃は信号ごとにあると言っても過言ではない自動販売機。

各自動販売機、趣向を凝らしていて機械自体のデザインも素晴らしく、補充されている飲み物も自動販売機限定の味やオマケが付いているものもあります。

フランスで暮らしてから日本のコンビニエンスストアと自動販売機が一番恋しいのでは!?と実感するほど便利でした。

今回は日本とは大きく異なるフランスの自動販売機事情をご紹介していきます。

自動販売機は道路にはない!

日本だと道路の脇や交差点、コンビニエンスストアの目の前にも自動販売機が設置されています。

ここフランスではそういったことはまず有り得ません。防犯上の一言に尽きますが道路にお金が入った機械を置いておくなんて考えられません。

切符を買って(買わない人もかなりの確率でいますが)駅構内に入った電車のホームに置いてあったり、オフィスや学校の中に置いてあったりします。

また後ほどお伝えしますが、温かい飲み物が買いたい時は駅構内にもなかなかありません。飲み物を探すために一苦労、といったことはよくあります。

冷えてない!が当たり前

2017年の夏は記録的な猛暑だったパリ。街中で扇風機が売り切れ、インターネットでも入荷日が未定なほど連日猛暑の日々。40度近い日もありました。

そんな時はもちろん喉も渇きますが、フランスでは日本の自動販売機のように冷たい飲み物が売られていません。常温です。常温にも関わらずコカコーラやファンタなどの炭酸飲料も販売されています。

一方日本では冷たい飲み物は身体に良くない、と故意に常温の飲み物を販売している自動販売機もありますよね。本当に日本のおもてなし精神、そしてテクノロジーの凄さには頭が下がるばかりです。

温かい飲み物はカップ式!

自動販売機

温かい飲み物はフランスでも自動販売機で購入できます。ただこの温かい飲み物用の自動販売機はなかなか見つけることができません。

オフィスや学校内に設置されていることはよくあるのですが、地下鉄の駅構内ではなかなか見つかりません。