「会社に行って仕事をする」という常識が今、崩れつつあるのを知っていますか?というのも、海外では、新しいワーキングスタイルが次々と生まれているのです。

今回は、今注目されているワーキングスタイルを4つピックアップしたいと思います!

リモートワーク

リモートワーク(Remote working)とは、「自宅などの遠隔地で仕事をする」という働き方。会社に出勤しないで働くことができる「在宅勤務」と同意義にされることが多いです。

リモートワークは、特に女性にメリットのある働き方といえます。なぜかというと、育児と仕事を両立しやすいからです。

今、日本では「待機児童問題」があり、子供を保育園に預けたくてもできない女性が増えていますよね。日本でも海外に倣ってリモートワークを導入する企業が増えれば、子供を保育園に預けられなくても、育児をしながら仕事ができる女性が増えるといっていいでしょう。

ワーケーション

ワーケーション(Workation)は、「ワーク(Work)」と「バケーション(Vacation)」を合わせたもので、「休暇をしながら仕事をする」という働き方。

ワーケーションもリモートワークと同様、会社に出勤して働く必要はありません。休暇を楽しみながら仕事をする働き方なので、「旅先など場所を問わずに仕事をする」ことができます。

ただ、仕事をする時間は、企業の就業規則に従うことが多いようです。しかし、仕事以外の時間や休日は、旅先などで余暇活動を楽しむことができます。

ワーケーションは、今年2017年夏に航空会社・JALが導入したことで知られるようになりました。これを皮切りに、休暇を取らずに働く人が多いといわれる日本でも、ワーケーションを導入する企業が増えるかもしれません。

ノマド

ノマド(Nomad)とは、「旅先などの好きな場所で仕事をする」という働き方。「ノマド」は、もともと英語で「遊牧民」や「放浪者」という意味があるのですが、現在はワーキングスタイルの1つとして定着しつつあります。

またノマドは、インターネットなどのITを活用して収入を得ることから「デジタルノマド」と呼ばれることもあります。そんなノマドの形で働く人のことを「ノマドワーカー」や「デジタルノマドワーカー」と呼びます。

ノマドワーカーの大半は、フリーランサーです。フリーのブロガーやWebライター、Webデザイナーなど、ITを使ったクリエイティブな仕事をしている人は、ノマドワーカーになりやすいといえます。

ノマドのメリットは、「好きな場所で、好きな時間に仕事ができる」こと。このことからノマドワーカーの中には、世界中を旅をしながら収入を得る人もいるようですよ。

ノマドは、一番自由度の高いワーキングスタイルといえるでしょう。既にフリーランサーとして安定した収入を得ていれば、「ノマドワーカーになる」という選択肢もありますよ!

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海外のトレンドとグルメに敏感なWebライター。ニューヨークとトロントへの留学経験があります。BLAIRでは、留学の体験談や話題のグルメ・観光情報などを発信していきたいと思います!