後ろに人がいるかどうか確認するひと手間が必要ですが、これもイギリスでは当たり前のマナーのひとつです。

そして開いてもらった場合は、必ず笑顔で「Thank you」の一言を忘れずに。とても些細なことですが、一日の中でどんな嫌な事があったとしても、その瞬間だけでも気持過ごすことができるとても素敵な習慣です。

お店では会話中の人に横から入らない

接客業をする知人に「会話中に横から話しかけてくる人」には辟易するということをよく聞きます。これは習慣の異なるアジア人に多いとも言われます。

イギリス人は買い物途中や、お会計をする際にも店員さんと軽い会話をする事が多く、次のお客さんが待っているにも関わらずお構いなしにお話を続けるケースがしょっちゅうです。

しかし、これはコミュニケーションのひとつで顧客満足に繋がることなので、そういったとき横から割って入る行為はとても嫌われます。

その根本には基本的に客と店員は対等というイギリスの考え方があり、日本のように「お客様は神様」というような考え方がないのにも理由があります。現地の方も、そういったシチュエーションには気長に待ちます。

ちなみに欧米との習慣の異なるアジア系の方に多いのが店員さんの肩を叩いてこちらを向かせる、という行為。これもとても嫌われますので、気軽に人の身体に触れないように注意してくださいね。

マナーを守るとお互い気持ちいい

今回ご紹介したのは、ちょっとした態度や習慣が日本とは異なるイギリスのマナーでした。

こうしてみると日常の本当に些細なことですが、少しの意識で気持ちよく過ごすことができます。ぜひ渡英の際には意識して試してみてくださいね。

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イギリス在住の元インテリアコーディネーター。趣味はDIYとガーデニングです。日常から感じた何コレ?や、カワイイ!ビックリなどのアレコレを楽しくシェアできたらと思っています。