仕事終わりに飲みに行って「とりあえずビール!」っていう人、多いですよね。アメリカでも、ビールはやっぱり一番人気のアルコール。バーで見渡せば、そこらじゅうでビールを飲んでいる人を見かけます。
アメリカのビールで、世界的によく知られている銘柄といえば「バドワイザー」ですよね。日本のコンビニやスーパーなどでも、目にすることが多々あります。
でも、実はこの「バドワイザー」をアメリカのバーでオーダーすると「ダサい!」って思われるって知ってました?
アメリカでBUDWISERは超ダサい!
日本でも有名なBUDWISERを生産するアンハイザー・ブッシュ社は、BUDシリーズで有名です。バドワイザーの他にも、バドライト、バドドライ、バドアイス、などなど。名前に「バド」が付いているので、すぐに同じ会社の製品だと分かります。

この「BUDシリーズ」をオーダーすることが、アメリカの若者の間(特にニューヨーク)では、とてもダサいとされているんです!
BUDシリーズのビールだけではありません。今、アメリカの若い世代の間では、メジャーなビール、つまり誰もが知っているような銘柄で、安く入手可能なビールを飲むことが、すごくイケてないことなんです!
日本でいうところの、アサヒ、サッポロ、エビス、キリンなどにあたるビールは、バーでは絶対NGドリンク!
みんな何飲むの?
「メジャーなビールをオーダーするとダサい!」。それでは、今時のアメリカの若者はいったいバーで何をオーダーするのでしょうか?
少ないですが、もちろんカクテルをオーダーする人達もいます。ちなみに、イギリス人に限って言えば、老若男女7, 8割が「ジン&トニック(G&T)」をオーダーするといっても過言ではないくらい。
イギリスはG&Tの大量消費国家です。となると、アメリカはやっぱりビール!でも、ビールはビールでも今時は『クラフトビール』の時代なんです!
『クラフトビール』って?

『クラフトビール』とは簡単にいってしまえば、地ビールのこと。小規模で地域に根付いて造られるビールです。ただし、『クラフトビール』と言われるには他にもいくつか条件があります。
- 生産が小規模であること
- 資本提携どがなされておらず、独立していること
- 伝統的な製法を守っていること
の条件をクリアしたものが、めでたく『クラフトビール』と認定され、アメリカの若者により”イケてるドリンク”としてバーで飲んでもらえるんです。
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