フランスでは日本に比べて自宅に人を招く回数がとても多いです。それも親しい友人だけに限らず、初対面の人や親しくない関係性でも自宅に呼びます。

私自身も友人のアパートや知らない人のお家でのホームパーティに何度となくお邪魔したことがあります。今回はフランス人宅にお呼ばれしたときの訪問マナーについてお伝えしていきます。

スポンサーリンク

約束の時間には行かないことがお約束!

これはもう定番なお呼ばれマナーです。例えば20時にお家に来てね、と呼ばれて20時に行ってはいけません。20時半前に行けばまさに理想的です。少なくとも15分は遅れていきましょう。

理由の一つにまずフランス人は遅刻が当たり前、と断言できるほど時間にルーズです。公共交通機関も時間通りに運行しないため、何らかの言い訳ができ、学校の授業や勤務開始の時間になっても時間通りに来ないフランス人は多々います。

もちろん、それらのトラブルも見越して時間前に来るフランス人もたまに!?出会います。

もう一つの理由、それはフランスではアペリティフという食事の前に、ドリンク片手におつまみを摘む習慣があることです。

日本人の私としてはこれも立派な食事の一部だろうと思うのですが、フランス人的にはアペリティフで飲み食いしたものはあくまでもアペリティフ、食事にはカウントしません。

このアペリティフの時間がまた長いのです。1時間から2時間かかります。そのため多少遅れたとしても、まだまだアペリティフの最中なので食事のスタートには間に合うのです。

手土産は必要!?

フランス人のお家にお呼ばれしたら、やはり何か手土産を持って行かれることをオススメします。といってもそこまで絶対的なマナーではないので、手ぶらで行ったとしても心配はいりません。その際は、「じゃあ次は私の家に来てね。」と自分の家に誘えばそれで済みます。

手土産を持っていくとしたら、チョコレートやワインが定番です。ホスト側がどんな料理を出してくれるのか事前に分かっている場合は、それに合うものを選んでもいいですが、避けるべきは料理系のものです。

相手が出してくれる料理は食べられない、自分が持って来た料理を食べたい、というふうに思われてしまいます。みんなで分けて持ち帰ることができる個包装のデザートがオススメです。

座らない、呼ばれるまでは。

長いアペリティフの時間が終わり、さあテーブルについて食事をしましょう、となります。その時自分の好きな席に座ってはいけません。

ホストが料理を準備してその場にいないとしても、勝手に座ってホストを待っていてはいけません。フランス人は食事そのものよりも、食事をしながら過ごす時間をとても大切にしています。

そのため、親しい友人たちを呼んでのホームパーティーではホスト側も招待するメンバーのことを思い、「あの人とこの人は気が合いそう!」と招待客を選ぶことがあります。そのため、ホストから呼ばれるまでは立っておいた方が無難です。

スポンサーリンク