今回はニューヨークに住んでいた頃に、自分で行ったお風呂の DIY法を紹介します。初めてやると失敗しがちですが、慣れるとびっくりするぐらいきれいに直せるようになりますよ。

ニューヨークの古いアパート

タイル

アメリカにはバスタブが付いているアパートは多いですが、前の住人がきれいに使っていないとかなり汚いところも多いです。日本人としてはたまには湯船につかりたいですよね。

ですが、ちょっとお湯をはるのも気がひけるお風呂が多々あります。また、ニューヨークでは100年以上前に建てられた古いアパートが非常に多いです。

家賃もかなり高騰していて、きれいなお風呂のアパートに住むにはかなりの家賃を払わないといけません。しかし、汚いアパートにもいいところがあります。

汚いアパートはオーナーがやる気がないので、自分で勝手に直してしまってもあまり文句を言われません。というか、元よりきれいになるなら願ったり叶ったりなわけなんです。では、ここからお風呂のDIY法を紹介します。

できるだけ汚れを落とす

クリーナー

まず重要なのは、できる限りの汚れを落とすことです。きれいに汚れを落とせば後の修復作業が楽になります。

おすすめなのはグラウト・ヘイズ・リムーバー(Grout Haze Remover)という液や劇落ちくんを使う方法です。劇落ちくんを使えばバスタブの汚れはほぼ完璧に取ることができます。

バスタブと壁の間にゴムでとじられている部分がありますよね。ここはシーラント(sealant)やコルキング(caulking)と呼ばれる部分です。

この部分が古くなっていたりカビが繁殖していたらここも取り外してください。カッターナイフやハサミなどで切れ目を入れれば剥がすことができます。

この時バスタブに傷をつけないように気をつけましょう。ゆっくり丁寧に行ってください。

ゴムの端っこが残るかもしれませんが、接着剤を取る液などを使えばよりきれいにすることができます。アメリカで有名なのはグーフ・オフ(GOOF OFF)というブランドの商品です。