間違った努力は、努力とはいわない

他人に合わせたり、自分の意見を言えなかったり、自分を捨てた他人本位の生き方は、自分を苦しめることになります。

本来の自分でない人間を装うことは骨の折れる行為ですが、誰でもやらざるを得ないというのが現状かもしれません。

それでは毎日が楽しいと思えるはずはないし、人と付き合って生きていくことが辛いと感じるようになるかもしれません。

そういった間違った努力によって、自分も相手も満足を得られない結果が評価されないのは当然のことですよね。間違った方向に走っているだけでは正しいと判断してもらえませんし、自分の力もムダに終わってしまいます。そうなればそれは努力ではなく、ただの迷走です。

「私生活や会社での人付き合いで消耗している・疲れた」と感じるならば、他人や会社を疑うのではなく、自分を見直してみるといいでしょう。

自分は努力次第で変わることができますが、いくら頑張っても他人を変えることはできません。自分で自分を消耗させる前に、正しい努力の方向性を知っていただけたらなと思います。