新しい命が生まれるのは、全世界共通でとっても幸せなこと。しかし、その祝い方には、日本とカナダで違いがあります。
日本人は出産後に個別でお祝いのプレゼントを渡すのが一般的なのに対し、カナダは出産前にベビーシャワーというイベントを開き、赤ちゃんが元気に生まれるのを祈る風習があります。
先日、出産を間近に控えた友人のベビーシャワーに参加して驚いたことがたくさんあったので、今回はその様子をレポートしたいと思います!
ベビーシャワー用プレゼントにはBaby registoryを活用
ベビーシャワーは、ママになる人を家族や友人で囲んでおしゃべりやゲームをして盛り上がったり、出産後に使えるものをプレゼントしたりするのが一般的。基本的に食事はホストが用意するので、ゲストはプレゼントを事前に用意しておきます。
カナダのプレゼント文化で特徴的なのが、“Baby registory(ベビーレジストリー)”です。これはママが欲しいものリストを事前に作って、オンラインでゲストに公開するもの。
ゲストはママが何を欲しているのかが分かるうえに、ほかのゲストがリスト内のプレゼントを購入した場合は『購入済み』と表示されるため、他のゲストとプレゼントが丸被りになってしまった…なんて事態を避けることができます。

今回私は参加の申し込みが直前だったこともあり、Baby registoryを活用することはできなかったので、共通の友人と一緒にいろんな月齢のベビー服を選びました。
カナダはギフト用ラッピングサービスがないお店も多いので、私が自宅でプレゼントを包装して当日持参しました。
初対面でも遠慮なし!おいしいご飯とおしゃべりを堪能
いよいよベビーシャワー当日!会場は、とても可愛らしいデコレーションが施されていて、ゲストが持参したプレゼントは部屋の一角にはまさにプレゼントの山ができていました。

この日は友人の義母や義妹、そして義母の友人や親戚…など、実にさまざまな関係性の人が集まっていて、ほとんどが初対面でした。
日本だとこうした家庭イベントに初対面の人を招待するケースはほとんどないと思いますが、カナダでは初対面の人を招待することは珍しくないのだそうです。