しかし、グラフィティは後に社会問題なって撲滅対策が強化され、徐々に街からグラフィティアートが減っていってしまいます。
その一方で、若者の犯罪が増えないよう、彼らが自由にグラフィティを描けるように場を提供したり、アーティスト自身が許可をとってグラフィティを描くようになったりと、ニューヨークでグラフィティが徐々に「アート」として認められる機会も増えていったのです。
このため、現在でもニューヨークではグラフィティアートが盛んなのですね。
ニューヨークでグラフィティアートを楽しめるところは?
ニューヨークでは、日本の街中の落書きとは桁違いなグラフィティアートをたくさん見ることができます。特にグラフィティアートが盛んなのが、「グラフィティ・ホール・オブ・フェイム」という場所です。
グラフィティ・ホール・オブ・フェイムは、マンハッタンのイーストハーレムエリアにあります。ここはもともと学校の校庭なのですが、グラフィティを描くアーティスト向けに壁などをキャンバスとして開放しているそう。
あのグラフィティアートで有名なアーティスト・キース・ヘリングの作品も見ることができるのが魅力。壮大な学校の壁に描かれたグラフィティは個性溢れるものばかりでスケールも大きく、圧巻です。
Facebookにグラフィティ・ホール・オブ・フェイムの公式ページがあり、最新のグラフィティアート情報などが記載されています。
ニューヨークに行く機会があり、グラフィティアートに興味が出てきたら、ぜひチェックしてみてくださいね。
ニューヨークに行ったらグラフィティアートにも触れてみて
いかがでしたか?グラフィティアートに対する見方が変わったでしょうか?ニューヨーク旅行で、メトロポリタン美術館やMoMAなど定番の美術館でアートを楽しむのは素敵なことです。
そんな美術館と併せてグラフィティアートにも触れてみると、さらに感性が磨かれるかもしれませんよ!
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